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びじゅつやってみよ その3「collage」


ステイホーム、隙間時間でできるart筋トレをご紹介します。

「気になるもの集め」ですっこれ、実は私美術系進学希望の方に始めに課題で出します。正確にいうと、マインドマップと並行してやります。

今回は、おうち時間をちょっとart筋トレしてみようのノリでやり方はざっくりとお話ししますね。


 集めるものは、ホントは文でも言葉でも実在でもなんでもいいんですけど、美術の授業なのでここでは色や線や模様や、モノで集めましょう。
チラシとかでもいいと思うし、現在のコロナ禍ですのでネットの画像でもいいと思います。(あくまで個人利用ね)


 それを、気に入ってるノート見開きにレイアウトしてって貼ります。
あら簡単。
 

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と思いきや、これがめちゃくちゃ気を使いますw
だって、気に入ったものを切れないしどこに貼ったらどうなるかちらとか悩むと全然進まないんですよ。
言い換えると、「コラージュ」ですね。でも、考えてることは、自分が好きなものを、自分らしく見開きに配置する、なことなので過ぎた装飾を自制したり、行き過ぎた情報の露出なんかも意識したらいいと思います。(人間ってもんは自分にまで格好つけますからね)



 というわけでこの二つだけです。やることは。

 これは、以前にもinput系の説明としてちょこちょこ話していることの具体的な作業なんですが、今後美術の勉強していく時や方向性決めたりするときの礎になります。断言できます。
 なので、美術の勉強スタートしたいっていう高校生にはいの一番にやってもらってます。(前述しましたが正確には、mind mapと並行すると楽かな)もちろん、小さい子たちにも向いてますよ。脳のストックですので視覚経験を単純に増やせます。引き出しというか材料が増えるんですね。


 以前、ポートフォリオの説明の時に(ここ)、自分の気になるものを集めて整理するんだ、中のものを入れたり出したり増やしたり減らしたりするんだ、という話をしました。
 少し前の記事と重複してしまいますが、私はそういったものを「portfolio」と呼んできましたが、最近の美術の人は大抵「image file」とかいうようですね。見た目や作業としては「collage」ですね。
この作業を「自己分析」みたいな感じで説明してました。でも、株取引の銘柄をその時その時で入れたり出したりするのもportfolioですからねぇ。「その時の景気・情勢によってportfolioの中身は入れ替えます」と言いますしね。一方で国語の先生が小論文の勉強をする時にやはり並行して気になる記事を集めさせるみたいな話もあり、ああ同じことだわぁと思いました。国語の世界ではなんて呼んでるんでしょうね。知りたい。教えて国語の人〜

 これって、俯瞰というほどでもなく自分の中からぼやぼやと自分の輪郭を目視するような作業だと私は思っています。
 中に入れて、見て、選んで捨てて、増やして減らしてを繰り返すと絵を描く時も空気を吸う時のイメージも、なんとなく中から見てるのにぼうぼうぼやぼやと体感と行動の輪郭が近くなる気が、、、、、しませんか?

さ、て、
 今回使ってるノートはこちら。
トラベラーズノートの014 Kraft Paper Notebook / クラフト
見開きにするとほぼ正方形。
 ちょっと表紙の紙に満足してないんですが仕方なし。も少し厚くて暗い色でもいいかなって思ってます。
 クラフト紙が背景だとちょっと嫌だなって場合は、真っ白もあります。
同じくトラベラーズノートの003 Blank Notebook / 無罫 
紙が厚くていいすね。表紙も好きです。

 過去のポートフォリオ作成に関する記事もリンク貼っておきますね。
ARTとたにし長者 <input・集めるその1>
自分のかけらをさがして集める <input・集めるその2>



 どうぞたくさん集めて捨てて並べてください。
 そして、一番うまくできたの見せてくださいね!



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