【音声配信を始めたらアジカンのゴッチさんの存在を知った】
今までASIAN KUNG-FU GENERATION(以下アジカン)の音楽にあまり触れずに生きてきた
よく聞いていたラジオにはよく登場するけど、当時の私にはまだやることがいっぱいで手を広げる余裕はなかった
アジカンがバンドであるという存在だけ知っていた(すみません、堂々と)
2021年
私は音声配信を始めた
それはとっても偶然に
音声配信は好きな芸人さんがゲストで出ていたものをただ聞いていたぐらいで
だけど、自分もその媒体を使える術を知り、やってみることにした
そして、ラジオは誰でも発信できる時代になった
ラジオを聞く私と、ラジオを配信する私
どちらの私もラジオと関わって広がっていく世界がある
音声配信を身近に感じながら、その時期と同じタイミングで「水中の哲学者」という本を見つけて購入した
購入した理由は2つ
■帯に「最果タヒ」「穂村弘」の名前が書いてあったこと
作者は知らないのに、帯にかなり気になっている作者の推薦文が書いてある
■装丁とタイトルがとてもきれいだったことと
タイトルをよく表している装丁だった
水の中の希望が見えた気がした
偶然に出会った直感を大切にしたくて、読み進めたら思った以上に面白かった
そこから永井玲衣さんがナビゲーターをしているD-Radioを知った
そこにいつもゴッチさんがいた
ゴッチさんの声はD-Radioで初めて聞いた
アジカンの曲も聞いたことは0じゃないけど、曲を聞いても声は分からない気がする
その声は温かく、ゆったりとした低音で言葉を紡いでくれる
すべての配信には追い付けていないが、聞くたびに言葉できない深いところをついてくれる
そして、いつも新しいものの見方を提供してくれる
いくつになっても私たちは勉強をやめてはならず、そして絶えず変わっていくこの社会の問題を自分事のように考えていくことをやめてはいけない
根本的なことは解決しないかもしれない
だけど、考えることならできる
決して難しいことではなく、困ったことを全面に出しながら包み隠さず話してくれる、悩み多きお兄さんのような
だけど、そのお兄さんは私たちの本当の解決すべき問題から目を背けず、しなやかに考えてくれている
もし本屋で似た声が聞こえたら、思わず話しかけてしまうかもしれないくらい、素敵な声
「Podcastってこんなに素敵な声がいつでも聞ける媒体であるんだ」
あのとき、私が音声配信を始めなかったら
あの日、偶然入った本屋で永井玲衣さんの本に出会わなかったら
私はモヤモヤしたものを抱えながら息をしていたかもしれない
D-Radioを知ることはすべてが偶然であり、必然であったような
その後、私は哲学対話にも興味をもち、哲学カフェたるものに参加したり、関係書籍を読んだり、いろいろやろうとしている途中
いつでも初動の勢いに我ながら感心してしまうが、思いもよらず広がっていく世界にウキウキしている
ゴッチさんはPodcastのことをこんな風に言っている
これを初心にして、継続して音声配信できる人になっていきたいなぁ
※これはアドベントカレンダー2021に参加用に書きました
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