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1手詰から始めるフェアリー超入門 Patrol編3

前回出題した Patrol協力詰 5題 の解答です。

No.1

当初公開した図は不詰でした。申し訳ございません。
修正図に差し替えました(玉方11歩追加)。

22金、21玉、23香 迄3手

頭金の詰みの形を目指します。最終手を24香のように離して打つのは、23歩などの受けが生じます。

No.2

99角、22歩、55角 迄3手

初手に打った角を移動し、飛・香の両王手で詰まします。そのために、2手目は移動合でラインを開けておく必要があります。

No.3

41角、32飛、22飛 迄3手

23桂の王手で詰ますことが予想できますが、そのためには22飛の守備力を無効化する必要があります。

まず41角と離して打ち、32飛で角の利きを遮って王手を外します。そうすることで、23桂が飛車で取られる心配がなくなりました。代わりに22玉の逃げ道が生じたので、それを埋めながら23桂に利きを与える22飛がピッタリの手で詰みとなります。

詰め上がり図で、22飛を同飛を取ることはできません。取ると41角の利きが23桂に届くようになり、23桂の王手が継続するからです。

No.4

53飛、52玉、62角 迄3手

53飛、52玉の2手で玉を馬と飛車で挟み、62角と打ち両王手を掛けて仕留めます。

詰め上がり図で、玉には42飛の利きで紐がついているので駒を取れますが、51馬、62角、53飛のどれを取っても王手を外すことができません。

No.5

23歩生、11玉、22歩成 迄3手

13金・31銀の守備駒をアクティブにしないように、11玉の形で詰まします。初手の不成がポイント。23歩成では33馬に紐が付いてしまうので、11玉と指せなくなります。最終手22歩成に代えて22馬は、同銀で詰んでいません。

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