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1手詰から始めるフェアリー超入門 AntiAndernach編2

前回出題したAntiAndernach協力詰1手・3手の解答と、追加の5題です。
なお、3手詰を5題用意するのも辛かったので、3手1題、5手4題としています。

前回の記事はこちら。

1手・3手 練習問題 解答

No.1

12銀成転 迄1手

受方は持駒がないので合駒はできません。

代えて12銀生転は、21銀転の移動合が可能です。

No.2

93角成転 迄1手

代えて例えば57角転は、39角生転の移動合で王手を解除できます。93角転で馬になっておけば、移動合(39馬転)は自玉を王手にさらすため指せません。

No.3

19香 迄1手

香の最遠打で詰みとなります。龍や銀の移動合は、いずれも自玉に王手を掛けるため指せません。

代えて18香は同龍が可能です。駒取りの場合、駒の所属は変わりません。

No.4

25桂転、17桂成転、16銀 迄3手

2手で17桂を成桂に変換します。

No.5

39角、28飛生転、27金 迄3手

初手は39角で駒を補充しながら王手。2手目の移動合でさらに攻方の駒を増やします。

No.6

23歩生、13玉、14香 迄3手

初手は駒を取らない盤上の移動ですが、駒の所属が変わると二歩になる場合は駒の所属は変わらずに通常の着手になります。

No.7

16香、同飛、22金 迄3手

普通の協力詰では「17香、16飛、22金」のような手順も成立しますが、AntiAndernachでは2手目が16飛となり自玉を王手にさらすため成立しません。

No.8

18角転、29歩生転、28銀 迄3手

初手は角を動かして開き王手をするしかないですが、18角転で18の地点を塞ぐのがポイント。

No.9

22角生転、12角転、23桂 迄3手

2手で2筋の逃げ道を塞ぎ、吊るし桂の詰みとなります。

No.8もそうでしたが、3手のうち2手で転するので局面をイメージするのが大変かもしれません。

No.10

41角、32飛転、34飛成転 迄3手

実は、初形で34飛が龍だったら41角の1手詰。合駒ができない理屈はNo.2の詰め上がりと同じです。

3手詰・5手詰に挑戦

ステップアップして、Andernach協力詰 3手・5手 に挑戦してみましょう。

この記事のコメントにヒントを記載します。解答は次の記事にします。

No.1

No.2

No.3

No.4

No.5

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