見出し画像

1手詰から始めるフェアリー超入門 AntiAndernach編3

前回出題した AntiAndernach協力詰 5題 の解答です。

No.1

22香成転、13玉、14香 迄3手

初手22香生転は自玉を王手に晒す禁手です。

No.2

27金、同角生、19香、18角生転、27金 迄5手

角を移動合させて攻方の駒にします。細かいですが、初手=最終手になっています。

No.3

12歩、同玉、21香成転、11玉、23桂 迄5手

3手目を21香生転とすると、最終手23桂を香で取られて失敗です。

No.4

41香成転、21玉、33桂、11玉、21桂成転 迄5手

まず右上図が詰みであることを確認しましょう。受方は持駒がないので、合駒を打つことはできません。また、21圭を動かす移動合は、22成桂となるので禁手です。
よって、王手を防ぐ手がなく確かに詰んでいます。

初手、例えば42香成転とした場合、最後の局面で33成香転の受けが生じてしまいます。

No.5

99角、88飛生転、82飛生転、22飛転、23桂 迄5手

受方は持駒がないので、合駒を奪って戦力を補充することができません。そこで、28飛を活用する手順を考えます。

初手99角と大きく離して打ち、28飛を不成で動かす移動合で飛角のバッテリーを作ります(下図)。

99角、88飛生転

さらに王手と移動合を行い(82飛生転、22飛転)、飛車を22の地点まで運べば、玉は全く動けなくなり、23桂で詰みとなります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?