自慰からSEXへ

セックスレスは夫婦円満の敵だ。
性欲を満たし合うことは最低条件のように思う。
全く料理をしてくれない女性と暮らすのは辛いし、全く家にお金を入れてくれない男なんかは側にいるだけで嫌気が差す。
セックスだって同じだ。
放棄して良いはずがない。

因みに僕はセックスに自信がある方ではない。
生粋のオナニストだったからだ。
自分でするようになったのは中学1年生の時。

『お前家でシコリまくってんねやろ』
『学校でも擦ってんちゃうんか』
などなど、中学校に進学した途端に周りではこのような会話が繰り広げられるようになった。
純粋無垢な僕は何のことを言っているのか分からなかったものの、「知らないことはまずいこと」と感じていた。
文脈としておかしくない程度に“シコる”という言葉を知ったかぶりで使う日々が続いた。
その言葉を発するだけで爆笑を掻っ攫えたため連発した記憶がある。
しかし、ここで問題になるのは、

「実は、“シコる”の意味知りません」

と白状できなくなったことだ。

周りが言う“シコる”には棒状のものを擦るジェスチャーが付くケースが多かったことと、何と無くチ○コに関することだと言う情報は得ていた。
僕はある日、意を決して自分が思い描く“シコる”を実践したのだ。
ちゃんと風呂場で。
本能というものは鋭いもので、やっぱり頭で考えずに行動すればおおよそ間違いないのだ。
何も知らないはずなのにちゃんとおかんのヘアトリートメントつけていたことには我ながら恐れ入る。
コトが進めば、段々と“シコる”が分かってくる。
確かにこれは“シコる”としか言い表せない。
そして、絶頂に達した瞬間、当然ながら尿道から精子が飛び出したのだ。
これは想定の範囲外のことだ。
『、、やり過ぎた!』
と少し後悔した。

次の日に「俺、昨日シコり過ぎて何か変な液が出てきてよー」と友達に言おうか迷ったが、直感的に言わない方が良いと判断した記憶がある。
素晴らしいジャッジだ。

それからというもの、僕は猿でも追いつけない程の回数シコリ続けた。
初めて射精してから妻と結婚するまでの14年間、ほぼ毎朝晩は出していたので僕は相当なオナニストだ。

そんな僕が夫婦間のセックスの大切さを説くのは、オナニーとセックスの違いに直面しているからだ。
夥しい数のアダルト動画を観てきた僕は女性が喜ぶツボは心得ていたつもりだった。
しかし、僕の妻は正直だった。

『今までの女性は何も教えてくれなかったんだね』

なかなか厳しい。
本当のツボは直接相手に聞かないと分からないものだ。
今、夫婦では数々のトライアンドエラーを繰り返し、少しずつ僕は妻の要求に答えられてきている。
この前も『触り方が雑になっている』とお叱りを受け、ふてくされている僕に小豆の触り方HOWーTO画像をLINEで送ってくれた。
して欲しいことは素直に言い合わないといけない。
セックスに対してアグレッシブな女性を妻に貰えた僕は本当に幸せ者だ。
僕らの夫婦円満が叶えられている要因の一つに間違いなくなっている。

素直に貪欲に愛し合おう。
恥ずかしがることは不幸の始まりかもしれない。

よし、今日も行きますか!!

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平成3年生まれ。変態音楽とカルト映画をこよなく愛する偏物。実態は平穏な毎日を求めるクリスチャン。 現在3つ年下の妻と新婚中。

コメント2件

オナニーとセックスは全くの別物。

激しく共感します!
オナニーは自己完結、セックスは相手中心だと思います。
名前は判らないのだけどお笑い芸人が「オナニーは別世界のもの」と言っていました。
私は、エッチくないので、そういうことは全然判らないです(笑)。
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