2019/08/30(金)夕ご飯 アピゴロ
昨日から、遅く来た夏を満喫していた僕たち。
随所で、素晴らしい方々に出会えることが出来た理由は「妻の人徳」に尽きるだろう。
浅草着物レンタル「大吉」の店員さん。
浅草寺で、日本の文化について質問してきてくれた外国人さん。
東京ドーム41ゲートのお兄さん。
初清園の園主さんご夫婦。
素敵な方々とのふれあいのおかげで、僕たちの夏は、最高のフィナーレへ向かえることができた。
最後に待ち構えていたのは…。
炒めたゴロゴロ野菜を、コンソメとアンチョビを加えて煮た、通称「アピゴロ」。
これが本当に美味しかった…。
一口食べた後「2480円」と妻に伝えると、とても満足気な表情を浮かべていた。
(もし、これをお店で食べたらいくら払える?という議題を、妻はとても好んでおります)
妻も相当の手応えを感じていたようで、「あんまり自分で言いたくないけど……これは美味しい」と照れくさそうに語っていた。可愛い。
今回は、少しバターを加えて煮たそうだ。
そのきっかけは、以前外食をした時に得たとのこと。
いついかなる時でも、己の料理に還元しようとする姿勢。
もはやリアルコック。
高野豆腐も、お義母さんにレシピを聞いて作った渾身の逸品。
優しくも上品に沁みたその味は、まさに妻とお義母さんのような、温かい料理であった。
これは多めに作ってあるので、まだ冷蔵庫に残ってあることが、より嬉しい。
つまみ食いのしすぎに注意せねば。
もやしも妻にかかれば、あっという間にさっぱりとした和え物に。
そんな、夏の締めくくりにふさわしい、素晴らしい料理の品々。
それを優しく見守る妻。
他愛のない幸せを噛み締めながら、僕は思う。
「この2日間で3キロは太ったな」
妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。
・まとめの一言
美味しかった
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?