壱岐へ行ったら原チャリを借りよう(スナックも入ろう)
年に一、二度は福岡まで、かつて住んでいた頃にできた友達や行きつけの店へ会いに行くため足を運ぶ。ジェットスターのセールが頻繁にあって、東京へ行くよりよっぽど安上がりなのだ。そんなわけでなんとなく2泊3日で福岡行きのセールフライトを取ったものの、予想通り一日分も予定を埋め切らなかった2019年5月のこと、博多港からジェットフォイルで壱岐へ渡った。
ジェットフォイルは全然揺れなくてすごいぞ
原チャリを借りたのは偶然だった
壱岐へ行こうと思ったのは、神奈川・葉山のシェアベースsbaco#888を営む壱岐出身の大曲詩摩さんに郡上で知り合ったからだ(結局どこだ???)。そういえば福岡に住んでる間に一度も壱岐へ行かなかったし、翌日の予定も博多港から西戸崎へ渡ってCircle '19に参戦予定だったので、壱岐で一泊するには都合がよかった。
予約した宿はゲストハウス和茶美。当初別の宿をご紹介いただいたものの、満室だったため他を探してこちらに。しかし、これが功を奏した。こちらのゲストハウスはなんとスクーターのレンタルを行っている。かつてのバイク乗りの血が騒いで借りてしまったのだけれど、これが大正解だった。
天候良し、春の穏やかな気温、風光明媚、走りやすく整備された道。もう、稀に見る最高のツーリング日和(現役ライダーだった頃はロングツーリングに出ると大抵雨に降られた)。二輪車の運転自体が久々だったこともあり、テンション上がりまくり。さほど交通量もなく、島一周一時間程度の走行距離、のどかな風景を眺めながら低速でぶーんと流す。最高か……。
普通免許ホルダーは壱岐に来たらレンタカーより原チャリを借りよう。天気さえよければ絶対こっちの方が楽しいぞ!
スナックも激シブだ
和歌山に行ったときの記事でも書いたが、旅先でスナックに入る任務を己に課している。この旅でもきっちりノルマをこなした。
博多からジェットフォイルが着港する港は芦辺港と郷ノ浦港の2港あり、距離はけっこう離れている。今回泊まったのは芦辺だったのだけれど、こっちにはスナックが1軒しかなかった(ただ郷ノ浦にはお店こそたくさんあれど、夜のお店感が強いらしい)。その1軒しかない喜美というお店に飛び込んで、これもまた大正解だった。
老夫婦で何十年もやってらっしゃるスナック。マスターはむかし大阪のバーで修行を積んだというのがご自慢で、珍客を面白がっていろんなカクテルを振る舞ってくださった。めちゃくちゃよかった。
壱岐限定の漫画雑誌がある
COZIKIという壱岐限定の漫画雑誌がある。全く知らなかったのだが、詩摩さんから紹介してもらったチリトリ自由食堂の店頭で販売されているのを見て「なんじゃこりゃ!!!」と激ヤバ即ゲットしてしまった。
郡上でもこういう本出せないかな
近年珍しくシンプルに観光を満喫した旅でした。また行きた〜い。
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