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SDGsはウエディングケーキ!?誰でもわかるSDGsの本質

こんにちは!いきなり突拍子もないサムネイル画像ですみません笑

実はこのウエディングケーキがSDGsに関わっているんです?!

「SGDs]というこの言葉、以前と比べると日常生活の中で見かけることも増え、認知度も徐々に上がってきています。

一方で、使用度が高くなるにつれてこの言葉のファッション化が進んでいます。流行語、宣伝用のワードとして注目度が高まるのはとても良いことですが、この言葉の定義を、目的を、成り立ちを、実際に語れる人はどれほどいるのでしょうか?(かくいう筆者も、胸を張って「SDGs」を語れるかと言われると微妙です、、、)

そこで、今回の記事では

SDGsを学び遅れてしまった、今更何かなんて聞けない、、、という皆さま

そんなこと当然知っているよという皆さま

ケーキの好きな皆さまへ向けて

「そもそもSDGsとは何か」という基礎的かつ本質的な内容をウエディングケーキに絡めて取り扱っていきたいと思います。

ひとまずここらで初心に帰り、一緒にSDGsのキホンを学びなおしましょう!

SDGsとはそもそも何?

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SDGsは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月のミューヨークの国連本部で行われた国連サミットで採択された、2016年から2030年のまでの持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。

近年、環境問題や貧困、ジェンダー・人種問題など、国境を超えて協力しなければならない国際問題が浮き彫りになってきています。こうした地球規模の問題を解決するために、SDGsでは17の目標と、それを達成するための169のターゲットが設定されています。(外務省HPより)

この17の目標、よくよく見てみると「3.すべての人に健康と福祉を」「4.質の高い教育をみんなに」「11.住み続けられるまちづくりを」など、他人事とは思えないような身近な内容がたくさんありますね。このようにSDGsの目標からは、地球上の様々な問題を解決するためには個人が当事者意識を持つことが必要であり、身近にもグローバルな問題解決の糸口が意外と眠っている、ということを学ぶことができます。

持続可能な開発とは?

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持続可能な開発は、持続が可能な開発に決まってるじゃん、という声が聞こえてきそうです笑 ただし、SDGsを正しく理解するためには、Sの部分である「持続可能」の本質を見抜く必要がありそうです。

国連は、「持続可能な開発」を「将来の世代がそのニーズを満たせる能力を損なうことなしに、現在のニーズを満たす開発」と定めています。つまり、現代生じている課題を解決するために、若い世代が損失を被ることがあってはいけないということですね。

未来の持続性も気にしつつ、今目の前にある課題にも取り組む、つまり人間と地球にとって包摂的、連続的かつ未来にも繋がる強靭な構築がポイントになってきそうです。

また、持続可能な開発を達成するために、国連は以下の3つの要素の調和が必要だと定めています。

①経済成長(経済活動を経て富や価値を生み出すこと)
②社会的包摂(立場に関係なく全ての人が社会に参加し、活躍できること)
③環境保護(環境問題を解決すること)

これらの要素は独立しているようで相互に関連しており、3つとも個人と社会の安寧にとっては不可欠です。SDGsというとどうしても「環境保護!」といったイメージが強くなりがちですが、経済成長の促進や人権尊重も重要な要素の一つなのですね。そして「持続可能な開発」には、上の3つの要素をバラバラに考えることなく、共に成り立たせることができるかを考えることが重要になっています。

SDGsのウエディングケーキモデル

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さて、ようやくウエディングケーキの話をさせていただきます!

先ほど、「経済活動」「社会的包括」「環境保護」の3つの要素を共立させることがSustainableの本質であると述べました。この中でも特に「環境保護」がSDGsにおいて重要な役割を担っています。

上の図に示されているのは、スウェーデン人の環境学者ロックストロームさんとインド人の環境経済学者スクデフさんによって提唱された「SDGsウエディングケーキモデル」です。確かに、特徴的な三層構造がウエディングケーキのようですね。

この一番下の層の「Biosphere」は「環境保護」、真ん中の層の「Society」は「社会的包括」、一番上の層の「Economy」は「経済活動」に当てはまります。以前述べた17の目標は、それぞれの層に位置していることが視覚的に分かる、素敵なモデルですね。

ここで注目して欲しいのは、このモデルは「環境保護」の上に「社会的包括」、その上に「経済活動」が置かれている点です。つまり、土台となる環境自体が安定していてこそ社会や経済も成り立っていること、環境保護の重要性を視覚的に表しています

私たち人間は大昔から自然の恩恵を受け、進化を遂げてきました。文明が発達した現代社会においても、自然に支えられてこそ生活できているのは言わずもがな、です。土台となる環境が一度破壊されてしまえば、やれ人権だ、経済活動だ、など言っているどころではなくなってしまいます。

このウエディングケーキモデルからは、人間社会のサステイナビリティは環境の上に成立しており、SDGsでも「環境保護」は第一優先であるべきだということを、再認識させてくれますね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、

①SDGsとは、2016年から2030年のまでの持続可能でよりよい世界を目指す国際目標であり、17の目標と169のターゲットから成る。身近に感じられるような問題も多くこれに当てはまるように設計されている。

②持続可能な開発には、「経済活動」「社会的包括」「環境保護」の3つの要素を共立させることが必要である。

経済活動」「社会的包括」「環境保護」のなかでも特に「環境保護」が土台を担っており、SDGsウエディングケーキモデルはその「環境問題」の重要性が確認できる。

という3つのポイントについてお話しさせてもらいました。

スイーツのケーキとはあまり関係ない内容になってしまいましたが、この記事を機に、少しでもSDGsについて詳しくなっていただければ嬉しいです。

今回の記事のPart2はこちらにありますので是非ご覧ください

写真提供:マイナビウエディング、外務省、国際連合広報センター


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今回の記事を書いたのは
Ken
SDGsアイコンのカラフル加減に感動


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