血の繋がりは他の何をも超えてしまう、それが二次元の常識である。
”二次元”というワードが出た時点でお察しでしょうが、漫画レビューです。
ついに第10弾まで来ました!でも子供の頃より大人になってからの方が漫画読む量が圧倒的に増えてるので、これを通過点としてこれからも読んでレビューしていきたいと思います!
前回のレビューはコチラ
そしてこれまでのレビューをマガジンにしておりますのでコチラもどうぞ↓
シスコン兄とブラコン妹が正直になったら
総合 ★★★★☆
キャラ ★★★☆☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け ★★☆☆☆
純愛 ★★★★☆
実兄に恋心を抱く妹と、実妹を意識してしまう兄の兄妹ラブコメ。全4巻と短めでありながら、しっかりと恋愛未満期間と恋愛期間の変遷を味わえる作品。血の繋がった兄妹の恋愛というのは一般的にタブーゆえ、生理的に受け付けなかったり、物語に入っていけないタイプの人も多いと思われ万人受け2としてますが、逆にそれが好きな人なら間違いないというところで、見ていなければ是非通って頂きたい。
キャラは少ないので好きキャラは割愛。
嘘喰い
総合 ★★★★☆
キャラ ★★★☆☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け ★★★☆☆
戦闘分量 ★★★☆☆
他人の"嘘"を見破ることに長けたことから、強烈なギャンブルの才能に恵まれ"嘘喰い"と呼ばれるギャンブラーのギャンブル漫画。現実に存在する何かのギャンブルというのはほとんどなく、この漫画ならではのオリジナルルールによる何かしらのギャンブルがほとんど。そしてそれらも、単に勝てばお金を手にできるものばかりではなく、人脈だったり色々で、一つ一つというより、漫画全体を通して最後まで繋がっていく感じがある。
もう一つ大きな特徴として、ギャンブルと切っても切り離せない暴力に関してもかなり力が入れられており、そもそもこの世界にはギャンブルを行う際の審判的な役割を果たす賭郎という組織も存在する。賭郎はギャンブルを反故にしようとする者達を武力で制するために、とてつもない戦闘能力を持つ。ヤクザ、マフィア、あらゆる勢力とも度々バトル漫画並に戦闘が繰り広げられるので、カイジを始めとする福本漫画に馴れきってギャンブルの駆け引きだけを楽しもうとすると、その戦闘割合がノイズに思えてくることもあるので、始めから心に留めておいた方がよいだろう。
キャラに特に思い入れがないので好きキャラは割愛。
天野家四つ子は血液型が全員違う。
総合 ★★★★☆
キャラ ★★★★★
ストーリー ★★★★☆
万人受け ★★★★☆
ラブ要素 ★☆☆☆☆
四つ子姉妹は全員血液型が異なり、他人かというほど性格が違うというテーマの日常系。性格の違いに起こるチグハグな、ならではなほっこりなど、色んなエピソードをもってお届けする良作で、主観では大好きな作品。全2巻と短命だったのは非常に残念ではあるが完成度は高く、話もワンパターンではなくバリエーションに富み飽きさせない。まさか2巻で終わってしまうとはという感じ。
双生児系姉妹で性格が違うといえば近年では五等分の花嫁という人気作品があるが、雰囲気としては少し近さがあるもののこちらは日常メインでラブコメではない点に注意。ただ、姉妹視点ではないものの、その姉妹に恋愛感情を抱くキャラもおりそこも面白い。
★好きキャラベスト★
1位 天野こよる
AB型4女。奇しくも五等分の花嫁と同じくうさ耳リボン&四女が好き。ただ性格はあちらとは全然違う、が、またよい。
2位 天野あさひ
A型長女。真面目ちゃんに見られたくなくてギャルとして高校デビューというやや珍し目なキャラ。単純にギャル好きでの得点。
3位 天野まひる
B型次女。このコはB型だわ〜と個人的に激しく共感させてくれる。
小百合さんの妹は天使
総合 ★★★★☆
キャラ ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け ★★★☆☆
シリアス ★★☆☆☆
両親の離婚により心を閉ざしてしまった姉と、別々に引き取られた妹。その妹がある日偶然?姉の前に天使の姿で現れる。
この妹はお姉ちゃん大好きどころか行き過ぎた愛レベルで愛しており、瞬く間に同棲…新たな生活がスタートするという姉妹百合コメディー。
妹の行き過ぎた愛に日々一線を超えないように妹を制したり、うろたえながらも時に照れたりと、姉の不器用な感じがこの作品の特徴。
ただ、妹が天使の姿をしていること等不思議なことも多々あり、ミステリーでもある。全4巻と短い方ではあるが、その中でしっかりストーリー変遷を経て、最後までに謎が明かされどういった結末を迎えるのかといったところが見どころ。
キャラは少ないので好きキャラは割愛。
これは愛で、恋じゃない
総合 ★★★★☆
キャラ ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け ★★★★☆
入れ替わり ★★★★☆
タイトルからラブコメなことはお察しだろうが、これがオシャレなのが、主人公の名前が恋(れん)で、相手の男の妹である愛と体が度々入れ替わることをテーマにしたSF的なラブコメで、テーマとタイトルがダブルミーニング的な感じになっている。
実兄に恋心を抱くが妹としてしか相手されてない愛が、兄と恋仲となった恋と入れ替わることにより、兄を手に入れることができるが…?
恋視点でも愛視点でも色んなドラマがありかなりの良作。主観では4.5相当で少女漫画としてはママレード・ボーイの次に好きかも?
★好きキャラベスト★
1位 八乙女恋
ギャル好きなのでこういうルックス・キャラは問答無用に好き。
2位 氷鷹愛
ブラコン妹もめちゃくちゃ好きな属性だけど、ギャルに負けてしまいました…!
wikiなくて登場人物が振り返れず…以下割愛(女性キャラは他はほとんどいなかったと思う)
ぎゃるアシ
総合 ★★★☆☆
キャラ ★★★☆☆
ストーリー ★★★☆☆
万人受け ★★★★☆
ベタ ★★★☆☆
漫画家を目指す高校生がある日雇ったアシスタントが、なんと同じクラスのギャルだった…!という近年では割とありがちなテーマ。このギャルはその漫画の大ファンで、まさかそれがクラスメイトだったとも思っておらず。尊敬から始まる眼差しは、二人の仕事の時間を経ながら徐々に恋愛的にも意識し出していき…
★3にしてますが全体的に3.5相当で、近年のこういう系統好きなら恐らく間違いなさそう。ギャル好きも通って損なし!
キャラは少ないので好きキャラは割愛。
ギャルせん
総合 ★★★★☆
キャラ ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け ★★☆☆☆
エロ ★★★★☆
はじめてのギャル、おたくの隣はエルフですか?でも紹介しました、レイの従兄弟である植野メグル先生の作品。これまではじギャルが代表作という感じだったが、これも堂々と代表作を名乗れる程の強烈なインパクトを残した作品。
とにかく度を超えたラッキースケベ…どころかラッキーエッチをふんだんに見せてくるので、コメディー要素は強いものの、エロ本と言われてもおかしくないレベルの何か。
特筆すべきはそのラッキースケベが毎回単調でなくバリエーションが練られており、「そうはならんやろw」のそうはならんやろ具合が強烈で、ある意味それがギャグとなっているところ。笑えるエロというのは中々貴重。
★好きキャラベスト★
1位 兎月舞菜
まぁギャル好きなので単純に。と言ってもこの漫画のタイトルはギャルせんであり、先生もギャルではあるのだが…私は黒ギャルより白ギャルが好きなのです。
2位以下はフラットかな…?あとwikiが存在してなくて登場人物を振り返れなかった;
堂島くんは動じない
総合 ★★★★☆
キャラ ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け ★★★★☆
テンプレ ★★★☆☆
幼馴染で同じクラスの堂島くんは、どんなにからかわれたりしても動じないクール系男子。”からかい”系は近年でもトレンドといっていいくらいのジャンルではあるが、この作品もそのテンプレをなぞったかのような作品。
女性側が男性側をからかうパターンだが、高木さんとは真逆で男性側が動じないため、逆に策士策に溺れたり、しっぺ返しとなってしまったり女性側が結果的に恥ずかしい目にあってしまったりすることが多いのが特徴。
開始当初は明確ではないものの、物語が進むに連れ両片想い風な雰囲気が出てきて「はよ付き合えや!」というお決まりな感じになっていく。ラブコメ視点でもニヤニヤが止まらないタイプで、テンプレ感が気にならなければキャラの魅力もあって楽しめる作品。主観ではかなり好き。
キャラは少ないので好きキャラ割愛ですがヒロインの子はかなり好き。
あまちんは自称♂
総合 ★★★★☆
キャラ ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け ★★★☆☆
カワイイ ★★★☆☆
個人的には男の娘ものの代表格と思っている作品。
見た目は可愛い女の子だけども、一応男子ということで学園生活を送っているあまちん。そのあまちんは幼馴染の男の子を恋愛的に好きで、その恋がどうなっていくかというラブコメ要素と、学園コメディー&男の娘コメディー路線が並行していく。あまちんは生粋の男の娘という感じだが、作中では他にも何人か女装男子が登場し、男性時と同一人物であることをバレないようにしている人もおりそれらの交差なども楽しめる。
男の娘ものや女装男子ものが気になっているけどまだ読んだことがないという方は入門にもよいと思うので是非。
キャラはある程度フラットなので割愛しますが、あまちんが1番かな?
甘えさせて雛森さん!
総合 ★★★★☆
キャラ ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け ★★★★☆
アニメ期待 ★★★★★
容姿端麗、成績優秀な先輩は皆から憧れの的。主人公の雛森いちごもそんな先輩に憧れていたが、ある日先輩が弱音を吐いているところを偶然目撃してしまい、そこから先輩はまるで幼児退行したかのようになって駄々をこねたり甘えまくったりしてくるというポンコツ先輩系百合風コメディー。
幼児化する度、明らかに解像度が下がりアホな顔になったりするのも面白くそのギャップを楽しむのはもちろんのこと、もともと大人びた先輩に憧れてたはずな主人公には引かれてしまうハメになるが、どんどん主人公への依存度が高くなる先輩との離れられない関係などのジレンマ的なやり取りも見もの。★4.5相当のかなりオススメな作品で、登場キャラの喜怒哀楽のぶれ方が激しいためにかなりアニメ映えしそうなので密かに期待しています。
★好きキャラベスト★
1位 九条瞳
もう一人の先輩。この漫画は登場キャラがメイン3人どころくらいなのですが皆好き。その中でも九条先輩みたいなタイプはどの漫画でもだいたい好きですもんね。
2位 雛森いちご
普通に可愛い。
3位 周防やや
主人公の依存度がかなり高いところやポンコツ先輩属性好きなのもあり、もちろん好き。だが上位2人にやや負けた。
今回も10作品紹介してまいりました。
アニメレビューも含め、これからもどしどし紹介していきますよ!
記事がスキならフォローもよろしくお願い致します!