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亜人だろうが擬女化だろうが、性別というステータスが一つの基準値である。

恒例のアニメレビュー第6弾です!今回も10作品をどーんとご紹介。
新しどころ(と言っても数年前ですが)から、もっと昔のものまで色々と。

前回のレビューはコチラ↓

男はハーレムという名のロマンを抱き、人生という名の大海原を渡る。
https://note.com/tsukurei/n/ne33029ebe317

そしてこれまでのレビューをマガジンにしておりますのでコチラもどうぞ↓

漫画・アニメ[マガジン(なんでもつくるレイ)]
https://note.com/tsukurei/m/m49fe61032b52

近年は異世界系などが流行っていますが、そういうところの派生として亜人というのもよくある設定。
私はケモナーではないですが、まぁ可愛ければ変態でもケモノでも亜人でもなんでも好きになれるんじゃないですか?w


ゆゆ式

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総合    ★★★★☆
キャラ   ★★★★☆
ストーリー ★★★☆☆
万人受け  ★★★☆☆

脈絡なさ  ★★★★☆

前回のらき☆すたの際にも触れましたが、話題提供が突飛な日常系。らき☆すた程メタ的な会話は少なく、何か凄くどーでもいいような話やハイテンションで色々やるみたいな流れが多いです。主要3人組の2人が後の1人を凄く溺愛しており、その辺りのほんのり百合っぽい雰囲気も心地良く、ゆゆ式は新しい一つの系統の始祖とも言えるような独特の立ち位置による作品。

★好きキャラベスト★

1位 野々原ゆず子

ゆいちゃんへの愛情表現含め好き。天真爛漫すぎないけどどっちかというとそっち系の明るくお調子者。

2位 松本頼子

通称お母さん先生。これほどまでに癒されるキャラなかなかいない!さすがお母さん。

3位 櫟井 唯

主人公の一人、ゆいちゃん。ゆず子と縁に溺愛されてるわけだが、たまに出るデレが可愛いし、まぁ普段から割とルックス好きな方。


坂本ですが?

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総合    ★★★☆☆
キャラ   ★★★☆☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け  ★★★☆☆

Cool       ★★★★☆

何をやらせてもCool!Cooler!Coolestな坂本くんとそのまわりの人々の学園コメディ。話の作り込み方が凄い。不良らの悪巧みなども動じずにCoolに賢くやり過ごす坂本くん。ギャグとまでは言わないけれど割とコメディ要素の強い作品です。特にキャラこだわりは少ないので好きキャラベストは割愛します。


神のみぞ知るセカイ

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総合    ★★★★☆
キャラ   ★★★☆☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け  ★★★☆☆

3期の転換    ★★★★☆

全3期ですが、1期2期は所謂女性攻略系のハーレム系。とある事情で(主にクラスの)女子を攻略していかなければならない状況に。美少女ゲーをやりまくっている主人公にとって、二次元の女性を落とすことには誰よりも長けているが、三次元の女性は落とすどころか日頃から引かれているため超難題。しかし、美少女ゲーで培ってきた女性観察力と口説き力を三次元の女性にも適用して次々と攻略していく…!
そして、この作品の何が一番凄いかというと、それらのハーレム系を覆すような3期。3期はバトル有のセカイ系寄りの展開。1期2期までが全てそこの伏線だったというところ。あまりに方向性が違うので好き嫌いが大きく出そうなところではありますが、何はともあれハーレム系や女性攻略系が好きならば、まずは1期から始めてみましょう。

★好きキャラベスト★

1位 小阪 ちひろ

2期時点ではそこまで好印象というわけではなかった気がしますが、3期の展開、ラスト近辺、やっぱりちひろとのストーリーがなんか切ないなっていうのが…。原作ラストまで知らないのでどうなってるかわかりませんが、一番親近感が湧くキャラクター、ポジションだったな、と。

2位 ハクア・ド・ロット・ヘルミニウム

さすが早見沙織さんって感じの心地よいツンデレでした。

3位 エルシィ

なんで歩美が入らないんだって不思議かもしれませんが(ってそこまでレイのことをわかってる人はいないと思いますが)、歩美はいいとこ半面ちょっとリアリティ低い(女性攻略をテーマにしているのに心理描写が他のコより???に感じる)のと、髪型がノットフォーミー。
エルシィは単純に妹的可愛さみたいな。消防車にはしゃぐのも可愛くていいです。


この美術部には問題がある

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総合    ★★★★☆
キャラ   ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け  ★★★★☆

恋愛       ★★★☆☆

美術部を中心とした学園コメディ。登場人物の変人度はWorking程ではないものの割とバラエティがあり、クセのなく笑いありの日常系で普通に面白く、ほっこりラブい要素もあるので割と幅広く勧めれるかなりの良作だと思います。万人受けは5点にしてもよさそうなくらい高い評価なので、どなた様も是非一度トライして欲しいです。

★好きキャラベスト★

1位 コレット

金髪美少女、明朗快活、天真爛漫、妹っぽい。私が好きなありとあらゆる要素を凝縮した素晴らしいキャラクター。

2位 宇佐美みずき

コレットをあれだけべた褒めしてますが、実は限りなく近いくらいこちらも好き。よくいる日常系に唯一いる常識系みたいな立ち位置なんですが、とにかく恋愛に関してウブで照れ屋で凄く可愛いです。あとショートボブという髪型でここまで点数上がってます。いつからこんなにショートボブ好きになったんだろー

3位 伊万莉 まりあ

夢子先生とも迷いましたが、東山奈央の力で3位に!w
中二病嫌いじゃないし(三次元で遭遇したことはないけど)。もうちょい性格悪くても全然良かったんだけど、普通に可愛い。

田中くんはいつもけだるげ

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総合    ★★★★☆
キャラ   ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け  ★★★☆☆

恋愛       ★★☆☆☆

ガンガンONLINE掲載だったそうですが、タッチなどやや少女漫画風味を感じるような学園コメディ日常系。主人公の田中くんは超怠惰で面倒くさいことが大嫌い。いかにして楽に平和に過ごすかに重点を置き生活しているが、まわりのキャラ達もそこそこ濃いので色んな交差があり面白い。
また、意外ながら恋愛要素もほんのちょっとあり。

★好きキャラベスト★

1位 宮野

もうね、workingの種島ぽぷらだと思っていい。ちっちゃくないよ!

2位 白石

こちらは例えるなら中二病でも恋がしたいのモリサマーこと丹生谷。宮野もいいんだけど、こちらも負けず劣らず中々良い。途中でターニングポイントが訪れるけどそこから益々良くなる。

3位 越前

かなり古いヤンキーに憧れているちょっとズレてる女子。でも宮野を溺愛。ただのヤンキーではない。おもしろかわいい。


腐男子高校生活

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総合    ★★★★☆
キャラ   ★★★☆☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け  ★★★☆☆

BL指南書     ★★★★☆

男版腐女子!BL大好きな男子高校生とそのまわりの人達の学園コメディ。面白い。BLわからなくても、BLわからない人向けに用語が解説されてたりしており、解説されながらBL好きあるあるなどをちょいちょい挟んでくるのでBLの入門書や指南書としての視聴もオススメ。BLがテーマですが直接的なBL展開はないので誰でも安心して観ることができます。
好きキャラは…割愛しますw


www.working

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総合    ★★★★☆
キャラ   ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け  ★★★★☆

恋愛       ★★★★☆

以前紹介しましたworkingの後続話かと思いきや、舞台がワグナリアってだけで登場人物総入れ替え。まぁ主人公以外全員変人ということには変わりはないです。本家が完成度高かっただけにこちらは見劣りするのは仕方ないが、これはこれで楽しめる部分はある。本家より職場内恋愛へのスポットがあたっており、複数カップリングの進捗具合が回を進むごとに楽しめます。

★好きキャラベスト★

1位 宮越華

1話登場時の接客時&裏の顔みたいなの見た時から好印象でしたが、やっぱりラストがもう凄くよかった。こういう彼女と付き合ってみたい。でも臨死体験はしたくない。

2位 村主さゆり

普通に綺麗な感じが伝わるんだなー。あと足立とのやり取りも回を重ねるごとになんかいいなって思える感じがよかった。

3位 東田咲子

東田の妹。パッと見のルックスと雰囲気。まぁでも強いての3位で、柳葉さんとどっこいくらい。


小林さんちのメイドラゴン

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総合    ★★★★☆
キャラ   ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け  ★★★★☆

百合       ★★☆☆☆

普通のOL、小林さんの家にある時を境にドラゴン娘が居候し始めることに…!亜人系日常コメディ。ドラゴンだけど人間の文化や生活様式を勉強してしっかり溶け込む、どちらかというとほのぼのした展開と、小林さんを溺愛するドラゴン娘の一喜一憂を観察するのがメイン。
最終回近辺で少々シリアスもあり結構グっとくる。あと何故か第一印象で抱くであろうイメージとは全然違う方向なはずなのに百合要素まぁまぁ多い。

★好きキャラベスト★

1位 才川リコ

同級生のカンナを溺愛して「ぼへぇ~~」と叫ぶ百合ッコ(と思っている)。百合ッコ好きなのはもちろんなんだけど、最初に登場した時からルックスもストライクで高飛車ッコも好きだから完全に好みです。途中から「ぼへぇ~~」要員に徹しちゃってたけど、もっと色んな回に出て欲しかったな。

2位 トール

同居している小林さんを溺愛するドラゴン娘。アニメでは溺愛や百合表現が最初の方に集中して後半そうでもなかったのが多少残念ではあるものの、感情表現が普通に好印象で可愛い。

3位 カンナ

一応小学3年生として生活してるが、才川も含めてどう見ても1年生くらいにしか見えないくらいに幼い。ので普通に幼女的可愛さ。足の太さとかも忠実に子供らしさを再現してますよね。で、才川はともかくカンナが才川に無邪気に?無神経に?スキンシップをはかろうとする展開はもう、(*´Д`)ハァハァ である。

番外 所長

「こぉばやしぃ~~!!!!」
あれは本当に何回聴いてもいい声。フリーザ様の次くらいにいい声、いい演技。



亜人ちゃんは語りたい

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総合    ★★★★☆
キャラ   ★★★★☆
ストーリー ★★★★☆
万人受け  ★★★★☆

道徳       ★★★☆☆

この世界には人間と人間の間にできた子供が突然変異で、伝承等に出てくる生き物と人間の中間体のような亜人(デミ)と呼ばれる人として生まれてくることがあるという設定。亜人ちゃん達は普通の人間と同じように生活をするけれど、亜人の色んな性質は色んな悩みをもたらす。
我々人間界における障がい者と健常者の縮図に少し近いものがあり、11話で接し方や差別についての考え方等に触れるとても良い作品。基本は日常系で気軽に見れるので勧めたい。

★好きキャラベスト★

1位 小鳥遊ひかり

ヴァンパイアの亜人ちゃん。とても明るく天真爛漫。私の好きなタイプですね。

2位 佐藤 早紀絵

サキュバスの亜人ちゃん。学校の先生。1位以外はそこまで思い入れ強くないです。デレるところは中々いいですね。あと酒に飲まれてる感じとかw

3位 高橋 鉄男

ひかり達が頼りにしている亜人に詳しい先生。ひかりとのやり取りとかいいですよね。ひかりに励まされる展開も良かったです。


ココロ図書館

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総合    ★★★☆☆
キャラ   ★★★☆☆
ストーリー ★★★☆☆
万人受け  ★★☆☆☆

旧時代感  ★★★☆☆

こころ図書館という自宅兼図書館で司書をする三姉妹とそのまわりの人達の日常系。多分対象年齢がかなり低い作品なんだと思います。ちょいちょいドラマあり、なんだけど、キャラ設定とかセリフのあざとさを感じてしまって感情移入できず、正直なところ個人的には途中から観るのが苦痛になっていました。子供なら楽しく観れるんじゃないかって気はします。あと何よりも絵が受け付けない。
なのでキャラベストは割愛しますが、一つだけ伝えたいのは、11話だけは全然違うテイストで、その中に出てくるシュリってキャラは良かった。
戦争中の話で、戦争用に開発されたアンドロイドなんだけど戦闘がからっきしで情報用として機能していたシュリ。最後やむを得ない事情で自分を犠牲にしなくてはならなくなり、最後に、後継機には人々の平和のために役立てるアンドロイドができればと願って事切れる…。
この話は凄く好きでした。


いかがでしたでしょうか?

観るのにかなり偏りがある私ですが、今回はいつにも増してバラエティに富んでいた気がします。

では、また次回お会いしましょう♪

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