明日にも緊急事態宣言だそうな

何の根拠があるのか分からないが国民の半分が感染するころ収束するという流説が一定の意味を持つのなら、陰性・陽性の検査はせず軽症者はほったらかしにして重症になったら治療するけれどそのときにはもう手遅れーーという現状と照らし合わせると、既存疾病を持つ高齢者のかなり多く(おそらく数千人規模)が亡くなるわけだ。年金、介護保険の破綻が回避できないにしても延期され、相続税が増収するしワインボトルのコルク栓が抜けて次の世代が頭角を現す機会につながったり在宅勤務テレワークが当たり前の働き方になるのなら、不謹慎ながら10年後に振り返ったら「結果オーライ」かもしれない。65歳70歳75歳のどこで線引きできるわけではないけれど「ご同輩がた、覚悟しないといけませんなぁハハハ」と他人事で済んでいる今を幸いと考えるべきなんだろう。にしてもアベくんのスポークスマンによると「明日7日にも1都3県+大阪あたりを対象に緊急事態宣言」だそうで、それによって何がどう変わるのか、旧来の手続きをショートカットするならまずは行政手続きの書類とハンコ、お上に思し召しをお願いする申請制を止めたらどうか、副作用はあるかもしれないけれど当人の了解があれば思い切ってアビガンなる薬剤や血清療法を軽症者に適用してはどうか、お願い要請が指示にランクアップし警官が不審尋問しやすくなって「オイラが正義」と思い込む上から目線のオイコラ警官がぞろぞろ出てくるに違いない。案じるのは閣議決定で何でもできるようになって、国会が機能不全に陥ること、世の中が自律性を失うこと、「ご時世」の一言で萎縮することだ。政府は信頼できるのか、政策と税金が私物化されていないか、若者諸君、いまだからこそ空気を読んじゃダメだぞよ。

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