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『1%の本質を最速でつかむ「理解力」』

「あの人理解不能」と決めつけ
「好き」「嫌い」で判断していた私は
人間関係のトラブルが絶えませんでした。

山口拓朗氏の新刊
『1%の本質を最速でつかむ「理解力」』を手にした時
果たして私には理解力が存在するのか…?
とやきもきしました。

そもそも、相手が何を考えているかのみならず
自分自身、何をどうしたいのかわからなかったから
理解力はなかったんだろうな。
そんな自分に限界を感じて読書を始めたんです。

本書によれば、理解とは
「人に与えるための資源を作る好意」
私は、得た知識については「貢献発信」を心がけています。
そのためには、情報の本質を見抜き
わかりやすく伝えなければなりません。

十分に理解できているかはわからないけど
心得としては
「今のかんじでいいのかも」って思えました。

理解し、シェアすると、誰かの利益になり信用貯金が貯まる。
シェアすることを、ためらわずにこれたから
今の穏やかな人間関係があるのかもしれないな。

本書に書かれているように
読書、映画鑑賞、体験や思考を積み上げることにより
脳内の「理解の箱」は確実に増えました。

ようやく最近
「色んな考えの人がいるからね」
「私とは違う考えなだけだから、好き嫌いで判断するのは辞めよう」
と心に余裕を持てるようになりました。

少しずつ「理解の箱」を増やしている段階です。
でも、「理解しよう」と1mmも思っていなかった時より
ずいぶん豊かに暮らせるようになったと、振り返ります。
以前のようなトラブルは皆無です。

仕事ができるようになりたい。
コミュニケーションに磨きをかけたい。
超情報化社会を生き抜きたい。
そのためには「理解力」は欠かせないのですね。

とりあえず、私の進んでいる道は間違っていないみたい。
次の目標は、ディスカッションや
フィードバックをもらうことに、ためらわないこと。

「理解力」を上げ
AIに負けない豊かな「人間力」を
身に着けていきましょ!


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