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第79回定期演奏会①

2018年6月16日に開催された筑波大学吹奏楽団第79回定期演奏会の演奏曲を紹介します。

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【プログラム】
~第1部~
映画「1941」のマーチ
ティコ・ティコ
キャラバンの到着
ニュー・シネマ・パラダイスメドレー
スピリテッド・アウェイ《千と千尋の神隠し》より

~第2部~
鷲の舞うところ
波の通り道
マゼランの未知なる大陸への挑戦
吹奏楽のための第二組曲

この記事では、第1部で演奏した曲をご紹介します。
第1部は映画音楽をテーマとしており、様々な映画のワンシーンを思い起こさせるバラエティ豊かな選曲となっています!

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映画「1941」のマーチ
作曲 John Williams
編曲 Paul Lavender

映画「1941」は、1941年に開戦した太平洋戦争をテーマとした、ドタバタコメディー作品です。
監督のスティーブン・スピルバーグは戦争をコミカルに描くことで、この作品を通して世の中に反戦を訴えました。
この曲は軍隊の行進を彷彿とさせるマーチ形式でありながら、聴衆を楽しませる工夫が随所に散りばめられており、まさに映画にぴったりな一曲です。

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ティコ・ティコ
作曲 Marqures Batista de Abreu
編曲 岩井直博

ティコティコという小鳥がエサをついばむ様子を歌ったサンバの名曲です。
ドナルド・ダッグの南米旅行を描いたウォルト・ディズニー映画「ラテン・アメリカ旅行」で使われたのを契機に、数々のアレンジが施されながら今なお世界で愛されています。
爽快なメロディやキレのあるリズムの中に、南国の香りが存分に感じられます。
一度その軽快な音楽を聴けば、思わず踊りだしたくなってしまうはずです。

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キャラバンの到着
作曲 Michel Legrand
編曲 福田洋介

1967年公開のフランスのミュージカル映画「ロシュフールの恋人たち」で用いられたフレンチ・ジャズ楽曲です。
映画では、広場に到着した若者たちがひたすらくるくると舞い踊る場面で使われています。
スウィングのかかった軽快なリズムや飛び交うスキャット、高らかなコーラスなど、若者たちの楽しげな様子が感じ取れる一曲です。

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ニュー・シネマ・パラダイスメドレー
作曲 Ennio Morricome

1988年のイタリア映画「ニュー・シネマ・パラダイス」より、「ニュー・シネマ・パラダイス」「愛のテーマ」「初恋」の3曲がメドレーとなっている曲です。
無慈悲に変わりゆく環境の中で過去と決別するしかなかった少年の、甘く切ない郷愁の念が描かれています。

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スピリテッド・アウェイ
《千と千尋の神隠し》より
作曲 久石譲・木村弓
編曲 森田一浩

2001年公開のスタジオジブリ制作アニメ映画「千と千尋の神隠し」で演奏されている楽曲をメドレーにした作品です。
その再現度の高さから、まるで映画の登場人物になったかのような臨場感や迫力が楽しめる一曲です。

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ここまで第1部で演奏された5曲を紹介致しました。
知っている曲や映画はありましたでしょうか。
題名は知らなくても曲を聴いてみれば、これ知ってる!というものもあるかもしれません。
これを機に、映画にも音楽にも更に興味をもっていただけると嬉しい限りです。

次回は第79回定期演奏会第2部で演奏した曲をご紹介いたします!
お楽しみに!


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