【後編】「1泊3日」でも香港楽しめたよーって話

【前編】香港で女子大生がひとり号泣していた話↓

https://note.mu/tsukine/n/n64df2ab784f8


さて、様々なトラブルによって心砕かれそうになりつつの初一人旅in香港(in香港だったのは約31時間でしたが笑)。

結論から申し上げると、今回の旅はものっっすごい楽しく終えることができました!

ということで後編は前編とはうってかわって、楽しく!女子大生っぽく!フォトジェニック!をモットーに、FB投稿にふさわしいキラキラ女子旅なサイドのみをつづってみたいと思います♡
#がんばれ私 #慣れないことはするもんじゃないぞ

台風の影響をモロに受けつつ、やっと乗り継ぎ地・台湾に向けて飛び立った飛行機。しかしその遅延のおかげで、雲の上に着く頃にはちょうど夕焼けが始まったくらいでした。

いやぁ、窓側の席にしてもらってよかった。日付変更線に逆行しているので、寝落ちるまでずっと太陽が沈むことはなく。ずっと金色と橙に輝いた雲を眺めていました。

台湾桃園国際空港で6時間待ったあと、乗り込んだのはキティちゃん飛行機!実は私、ご当地キティちゃんハンカチを50枚持っている程にはキティ好きなのです。エバー航空は機内でキティちゃんグッズも売っていて、思わず買いそうになりました。危なかったー。

香港での初グルメは、地元のパン屋?露店?で買った蒸しパン?カステラ?みたいなもの(何もかもが曖昧ですみません)で、これがすっごい美味しい。ほんのり温かくて、焼き目がついているところはサクッと、中はふんわり。卵のほのかな甘みが鼻に抜けます。路上で思わず貪りつきました。

その後乗り込んだ電車で、隣に座った心優しいおじさんに「口の周りに食べカスいっぱいついてるよ」と教えてもらったのもいい思い出です。笑

ついでに言うと、街歩きで迷っている途中に2組の外国人に道を訊かれました。京都でもめちゃくちゃよく道訊かれる私。慌てずいつも通りのあのフレーズ、"Sorry, I'm a stranger, too." (わたし日本人でTop10に入れるくらい、このフレーズ使ってると思います。アイアムストレンジャー芸人。)――すごく驚いた顔されました。なんでや。思いっきりスーツケースがらがら引いて、手にはガイドブック持って歩いてるのに。本当に謎です。

ホテルで仮眠をとった後は、はるちゃんと会うまで一人で時間つぶし。

まずは女人街!カオスな露店が所狭しと並んでいます。

ブランドバッグもたくさん置いてあるんですが、全部ニセモノ。というか、もはや似せる気もないものがほとんどで面白くなってきます。お土産をここで買おうかとも思ったのですが、お父さんが出張で娘に買ってくるような残念なセンスの代物(龍の模様の鏡とか、ヒスイの大きいブレスレットとか)しか見つけられず。可愛いチャイナ服もあったんですが、実用性を考えて断念しました。

そして、夕暮れを待って香港島側へ!この旅の一番の目的、夜景観賞!

ハイブランドがたくさん入ったお店の上にオフィスが重なっている状態の高層ビルとか、ピッカピカのギッラギラに光ったネオンサインと広告とか、「香港、栄えてんぜ!!ドヤ!!!!」っていう主張が全面に押し出された海沿いでした。他の国だと「品がない」とか「環境が~」とかが最初に来てしまうんだろうけれど、それが赦されるのが香港の魅力なんですよね。

そして海を挟んだ香港島側と九龍側、両方の夜景を一度に楽しめるのがスターフェリー。たった7分の航海で、通勤に使う人も多い庶民的なフェリーです。でも、どこを見回してもカラフルなネオン、それに加えて他のフェリーやクルーズ船の明かりが浮かんでいる風景は、やっぱり非日常。

夜景って、そこに誰かの意図があって、人生があって、それがたくさん集まっているからこそ、見ている人の感情をそのまま引き出せるんだなぁ……とか考えました。なぜならこの時私の頭に浮かんだのは、一人旅でずっと考えないようにしてきた言葉、「誰かと一緒に来たかったなあ」でしたから。

そして尖沙咀ではるちゃんと合流♡せっかくだからと、一緒に香港料理のお店に入ってくれました。念願の!小!籠!包!!!!じつは日本で食べたことなくて、人生初かもしれない。

1人だと点心もたくさん頼めないし、第一それまでは1人でお店に入る気力もなかったから、本当にありがたかった!ごはん食べた後だったのに、付き合ってくれてありがとう♡笑 お茶もおいしくて、ぜったい帰りにお茶葉を買って帰ろうと決意したのでした(それが香港フライト乗り遅れギリギリ事件の引き金になったのですが)。

ごはん後は街をブラブラ。おしゃれなbarもたくさんあって、大人の街って感じでした。

そんな中見つけたアイスクリームスタンド!コーンの上部にたーっぷりのチョコがコーティングされていて、さらにその周りにトッピングが。私が選んだのはナッツでしたが、超カラフルなシリアルをトッピングしたものもあって、さすが香港でした。

杏仁味のアイスをオーダーしたのですが、「今日はサービスでStrawberry味のダブルにできるよ!」と言われ、お兄さんに言われるがままダブルに。でも、出てきてびっくり!全長20cmほどの巨大アイスになっていました。さすがにコレは無理!ってことで、結局はるちゃんと半分こして食べました。

そして最終日!午前中のフライトだったので、起きてすぐ空港へ向かいました。香港国際空港はお店もたくさんあって、出国審査後にも広いフードコートでご飯が楽しめます♪

モーニングも香港はボリュームたっぷり。ひき肉とマカロニが丼いっぱいに入ったスープにロールパン、さらにはスクランブルエッグまでついてきます。(ちなみにスクランブルエッグは味がなくて、トッピングも見当たらなかったんですが、あれどうやって食べるのが正解だったんだろう…?知ってる人教えてください!)

そしてフライトに乗り遅れそうになりつつ、台風の過ぎ去った乗り継ぎ地・台湾へ。台湾桃園国際空港は免税店も充実していて、超広い!!一番端から端までだと30分弱かかります。

そんな中で私のお目当ては、タピオカミルクティー。前々日6時間足止めを食らった時に「帰りは絶対に台湾も満喫してやる!」と心に誓っていて、「台湾と言えばタピオカミルクティーでしょ!!」と安直に考えていたので。アリに食べられたリベンジで、香港で買っておいたエッグタルトと共に優雅なランチタイム。(優雅と言っても、タピオカがストローに詰まりまくって「ズゴ…ゴッゴ…ズゴゴゴ…」と音を立てていました。)


―――ということで、香港は1泊3日、滞在時間31時間でも十分楽しめるよ!ということを(意図せず)身をもって証明したわけですが。笑

でも楽しかったのって、何より友達に会えたからに他なりません。一人旅が好きな人はたくさんいると思うし、1人でマイペースに冒険するのもとても楽しいとは思う。けれど、それでもやっぱり私は「おいしいね」「かわいいね」「綺麗だね」「楽しいね」って、リアルタイムで一緒に共有する人がいた方が嬉しいし、楽しさが増幅させられるんだなぁ、としみじみ感じました。

こんだけ長文書いてつまりは何が言いたいかって言うと、

「みなさん一緒に旅行してくださいお願いします!!!!」

ってことです!

そろそろ卒業旅行の計画立てようね!!

おーわり!!

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