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なんで親知らずって言うの?


今日左上の親知らずを抜いた。
左右上下から4本生えていた中の3本目になる。

右の上下は2月に抜いて下の抜歯した所の痛みが辛すぎて痛み止めを抱きしめて5日間引きこもった。液体やゼリーしか食べられず体重が3キロも落ちてニキビが2つ出来た。


その恐怖もあって今日の抜歯が億劫で仕方なかった。夜は寝付けず、朝は早起きしてしまった。

もし3本目抜歯するか悩んでいたとき僕の前にプロ野球選手が現れて
「明日の試合で僕がホームランを打ったら親知らずを抜いてくれるかい?」
と言われても4、5回は断るくらい抜歯したくなかったし、残念ながらプロ野球は開幕していなかかった。そして、抜歯当日を迎えた。


結果から言うとめっちゃ余裕だった。


上の歯だけどとこんなにも楽なのか、あっという間に終わるのか。と抜いた歯と薬を貰って親知らずってなんで親知らずって言うのかなぁ。と考えながら帰った。


親知らずの由来って皆さんご存知ですか?


僕の予想なんて興味ないと思うのでググッた内容をそのまま書くと、以下Wikipedia引用。

親知らずの語源
乳児の歯の生え始めとは違い、親がこの歯の生え始めを知ることはないため、親知らずという名が付いた。他方、『日本国語大辞典 第二版』(小学館) には、「親不知歯」として立項されており、「20 ~ 25歳ごろに生えるので、昔は親と死別していることが多いところから、この名がある」とある。「人生50年」といわれた昔は、自分の子どもの「親知らず」を見ずに亡くなる人が多かった。

親知らずの諸説 
太古の昔、ヒトもかつては親知らずが正常に生えていた。大昔のヒトの食生活は、「煮る」、「焼く」などの調理技術が乏しく、木の実や生肉など硬いものをかじって食べる習慣が一般的であった。硬いものを噛み砕く力を得るために顎が大きく発達し、親知らずの生えるスペースができるため、正常に生え揃いやすい。しかし、時代を経ていくにつれ、柔らかく調理する技術や栄養状態の改善、食の欧米化が進み、現代人の顎は小さく退化したとされる説がある。骨格の変化で顎が小さくなった結果、親知らずの生えるスペースが狭くなり、斜めや横など正常に生えない場合が増えているが、これはいわゆる人間の退化現象と考えられている。


思うことは1つ。へぇ〜。
トリビアの泉でも予選落ちするレベルだ。

たしかに、20歳を過ぎてもお母さんに歯磨きの仕上げをやってもらってるマザコンくらいしか親知らずを見せることはできない。

逆に親知らずを20歳を過ぎて抜いたときに今まで育ててくれてありがとうという気持ちを込めてプレゼントしてはどうだろう?産まれた時のへその緒的な。


そして、親知らずを抜歯することになった理由が人間の退化だというのが納得がいかない。先人たちのせいで僕達が退化して、痛い思いをして、抜いてまた痛くて、歯医者代もかかる。ずっと木の実や生肉を食べていればこんなことにはならなかったのだ。ずっと木の実や生肉も嫌だ!ピスタチオと馬刺しならいいけど!


100年後や200年後、人類はどのように退化しているのだろうか。あまり歩かなくなり足が退化して、足の小指やくるぶしなんか取ったりしているのだろうか。くるぶしを取るのは痛そうだな。


人間は進化しているようで退化しているからプラマイゼロなのかななんて考えている余裕は僕にはない。

いつか最後の1本の左下の親知らずを抜かなければならないと思うと両手を可愛い歯科衛生士さんにずっと握っててもらわないと無理だ。そういうオプションのある歯医者があれば絶対に流行るのに。

そしたら虫歯がなくても歯医者にいくから虫歯も初期段階で発見できるしいい事しかないのに。


友達に歯医者さんがいるから独立しそうなときにちょっと提案してみよう。





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