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台風6号の来る前のソラモヨウ

台風6号は、先週末くらいから私の住む南の島は直撃するのだということが気象庁の予報でした。

警報が発令される前日、台風前の空は普段とは違った妖艶な姿を見せてくれるので夕方日没時間を狙って海を見にゆきました。

空の低い位置には薄い雲があり、光の反射のせいか少し霞んだ、ぼんやりと光る幻想的な姿を見せてくれていました。

太陽が沈む直前、少し強い陽光がさしましたが、やはり雲でその光が霞んで全体に広がって、雲のないサンセットより魅力的でした。台風策なのか海上保安庁の船が4隻散らばって錨を下ろしていましたが、このシルエットがよい演出をしてくれました。

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太陽が完全に沈むと今度は空が焼け始めました。

台風前は紫やピンクが濃くなる印象です。

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ノロノロ台風6号は、結局この空の翌朝から警報が発令されたというのに35時間経っても暴風域がやってきません。

橋も閉鎖されたまま、南の島の小さな離島で大人しく過ごしています。

とは言っても強大になった6号、明日は大暴れの予感。大きな被害になりませんように。

そして、台風明けにまた素敵な空を眺めたいです。

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