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知識の一般化〜AIが与える平等〜

ご覧いただきありがとうございます。
カフェと囲碁ひだまりの八段塾塾長つかさです。

囲碁をはじめる、または上達したいという方は今がチャンスです!
なぜなら、上達への道筋が見えやすくなっているからです。

本記事の対象者
囲碁をはじめようと考えている方
上達したいと思っている方

2016年3月囲碁界に衝撃が走りました。
コンピューターが人間を超えるのは10年先いや、
もっと時間がかかると思っていた人もいる中で
Google傘下のDeepMind社が開発したAlphaGOが
世界のトッププレイヤーであるイセドルを倒しました。

2016年の衝撃から4年経ち、今ではAIが人間よりも
優れた技術をもっているのは
当たり前と考えられるようになりました。
プロの試合ですら、AIによる分析をリアルタイムで入れてどちらが優位かを確認するまでになりました。

本記事では、人間を凌駕したAIのもたらす恩恵について
お伝えします。

AIがもたらした平等

AIの発達がもたらした恩恵に『平等』があることに疑いの余地はありません。
AIが登場し、ネットやスマホのアプリで簡単に使えるようになる以前は
囲碁を学んで強くなるためには、プロやプロを目指す子供たちがたくさん集まる場所へ辿り着けるかが大きなポイントでした。

必然的に、人口密集地域や主要都市と地方都市でのプレイヤーの実力格差がアマチュアでも大きくありました。

それは、学ぶ環境の差があります。
東京、愛知、大阪と言ったプロの拠点となる日本棋院があればそこにプロ予備鵜軍となる院生や、囲碁教室や道場が存在します。
主要都市でなければどれだけ才能があっても学ぶ環境に差が出てしまいます。

つまり、AIが登場により誰でもどこでも卓越した技をもつ師を持つことが可能になりました。
これは、囲碁を強くなろうとするプレイヤーすべてに学習機会が平等にもたらされるきっかけとなりました。

強くなる速度がはやくなる

AIのもたらしたのは機会の平等だけではありません。
上達の速度を引き上げているとも言えます。

AI登場以前は、プロがハンデをもらって学ぶことなど誰も想像しませんでした。
また、アマチュアに関しても高いレベルプレイヤー(ネット碁最上位)も
プロ以外に大きなハンデをもらって戦って負けるなど想像もしていませんでした。
しかし、今ではプロですらハンデをもらって負けるようになりアマチュア最高レベルのプレイヤーが4子のハンデ(100m走であれば50mハンデをもらうくらいの差)をもらっても負けるようになりました。

この衝撃はYouTubやオンラインサロンの主催をしているみやれーさんのブログ『囲碁は好きですか?』
https://igosuki.hatenablog.jp

囲碁の最新情報を発信しているokaoさんのブログ『okaoの囲碁研究所』にも書かれています。
https://okao-golab.com/2020/03/15/post-10848/

囲碁界よりもはやく、AIがプロを凌駕した将棋界でも強くなる速度がはやくなっていることは明白であり
学ぶ機会が平等になっていることについて将棋界の誰でも知る天才の代名詞、羽生善治先生も以下のように発言された。

環境が整備され、将棋を覚えてから一定レベル(プロに近い棋力)までの上達スピードが速くなった。羽生はこれを「将棋が強くなる高速道路」と読んだ。
※将棋棋士の名言100より

まとめ

つまり、AIの登場そしてこれからはじまる5Gによる充実したネット環境により
場所やプレイヤー数の多さに関わらず強くなれる道筋ができてきます。

まわりに囲碁を打つ人がいないから
お年寄りしかやってないイメージだから
と敬遠されてた方もネットを通して上達の道筋と
仲間を見つけやすい時代になっていきます。

囲碁をはじめる、そして上達するのも今がチャンスです!

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

つかさ


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