設問_1

自分で"設問"に答えてみる -#1 私は何を求めているのか -

コーチングでは、コーチングのセッションとセッションの間で、クライアントさんに「問い」を持ってもらうことがよくある。

その問いを持って、次のセッションまでの時間を過ごすことで、それがない時よりもたくさんの気づきを得られることが多い。自分の実感としては、自分のことがより深くわかることが増える。

ということで、ここからしばらく、コーチングでよく使われる「問い(設問ともいう)」について、自分自身のことを答えていく。

僕がどういう人間なのか少しでもわかってもらうと同時に、あなたご自身にも同じ問いを投げかけられたらどう答えるか、考えるきっかけになればうれしい。

今日の設問

私は何を求めているのか? (何を実践したいのか)

設問は、ある資料から順番に持ってきてるんだけど、いきなり本質的なのきた。でも、選り好みしてると答えやすいやつから答えちゃうから、今後もあえて順番で。

まず思い浮かんだこと

この問いをもらってまず思い浮かんだのは、やっぱりコーチングのこと。会社での仕事もあるしもちろん大事だけれど、担当する領域は会社の状態によって変わってしまう。一方、コーチングはまさに自分で「これから一生かけてずっとやっていこう」と決めたライフワーク。この問いでは、コーチングをテーマにしないわけにはいかない。

その中でも、「コーチングをライフワークとして選んだ」ということ自体に何を求めているのか、何を実践したいのか、今日は考えてみたい。

結論:やっぱり人生楽しく生きたいんだなぁ

コーチングに本格的に出会ったのは、1年ほど前。2019年の1月は次男爆誕に伴う育児休業中で、考える時間がいっぱいあって、19年に挑戦したいことのひとつがコーチング、というあまり深くもないきっかけだった。

そこから、コースで初めて見た講師(リーダー)のデモコーチングに感銘を受けて、自分でも実践するようになって気付いたことは

コーチング、めちゃくちゃ楽しい

ってこと。楽しいって書いちゃうと誤解を生むかもしれないけれど、表現するとしたらこういう風にしか書けない。

自分がクライアントさんを導いてやろうとか、そういう「偉そうな位置を取れるから楽しい」ってわけじゃあない(そもそも導こうとしたりするといいコーチングにならない)。

正直、クライアントさんにどんな変化が起きるか予測もできない。何だったらコーチング自体がどんな方向に行くかも全然わからない。コーチングがうまく行かないことだってある。ここだけ読むと、楽しくは見えないかもしれない。

でも、クライアントさんがいろんなことに気付いてどんどん変わっていく様子、自分の価値観に沿った生き方を選んで楽しそうに話をしてくれる様子、自身の決断に納得して力強く前に進んでいく様子を間近で見ることができているとき、これまで感じたことがないような、この上ない楽しさを感じることができる。

いや、ほんとね、楽しいんです、コーチング。うまくいかないことも含めて。自分自身含めて、「こんなに人って変わるんだな」とか、「こんな方向に行っちゃうこともあるんだな」ってことが毎回ある。辛そうに思い悩んでいた感情を味わい切ったあとで、ものすごく強く立ち上がる姿を見ることもある。

こんなことって、他のどんな仕事をしていてもそうそうない。でも、コーチング的なかかわりをしていれば、公式なコーチングセッションじゃなくても、同じようなことも起きる。だから、軸はコーチングに置いていきたい。

この楽しい瞬間をたくさん、そしてずっと感じることを、僕は求めている。だから、コーチングをライフワークにしたんだ、ということに、この設問に答えることで気付かされた。

ということで、今日の設問に対する僕の答え。求めているものは「コーチングを通して得られる"楽しさ"をたくさん、長く感じること」でした。

何を考えるかはあなたの自由です

今日の設問、いかがでしたか?僕は今回、ライフワークであるコーチングをテーマにしたけど、別に仕事のことでも、家族のことでも、今からやろうと思っていることでも、テーマはあなた次第。

よかったら、取り組んでみてください。そして、お手伝いが必要そうなら、お気軽にお問合せください。コーチとして、全力でサポートします。


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