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有本香さんの視聴者の会に関する発言の5つの問題点(1)

「①事務局長である私が会の目的とは違う事業に資金を流用する提案をしたという虚偽の事実を摘示している」について

有本さんは「経緯は不明ですが、会の利益を、この方らの研究費(左翼に関する研究)に差し上げてはどうかとの提案が上念さんからありました。私が反対して潰れましたけど。皆様からの寄付金を別目的に流用などできないと思いましたので。」と明確に述べております。私の提案を目的外の流用だと決めつけ批判していると取れます。
ツイッター上でも反論した通り、これは事実を捻じ曲げる内容であり、虚偽の事実を摘示することで私の名誉を傷つけたと言われても仕方ない、極めて重要な法益侵害です。
まず事実を確認しておきましょう。視聴者の会は非営利目的の一般社団法人ですが、資金集めの活動としてオンラインサロン事業を運営しております。オンラインサロンの利益がレポートの作成費用を上回り、昨年度は数百万円単位の利益が出そうになりました。非営利目的の団体が何も事業をせずに利益を出すことはあまり勧められる話ではありません。そのため、これまで視聴者の会では会計年度末にRDD調査を実施し、利益処分をしてきました。ところが、RDD調査には1000万円強の費用がかかりますので、昨年度の利益ではこれを行うことができませんでした。
そこで、私は偏向報道が左翼や外国勢力などによる影響力工作の結果である可能性を検証するために、専門家による調査研究を行ったらどうかと提案しました。具体的には、政治的発言のテキスト分析で実績(※)のある筑波大学の掛谷英紀先生、インテリジェンスヒストリーの分野において日本の第一人者である江崎道朗先生の名前を挙げて、研究委託すべきだと主張しました。もちろん、これは両氏から依頼されたわけではなく、両氏の実績に注目した私が、勝手に思いついたアイデアです。きっと偏向報道について面白い結果が得られるだろうなと思いました。

※政治的 立場の異なるツイッターユーザ群の特徴分析 大南勝 掛谷英紀
言語処理学会 第22回年次大会 発表論文集 (2016年3月)
https://www.anlp.jp/proceedings/annual_meeting/2016/pdf_dir/P13-6.pdf

説明の際に「テキストマイニングの手法、言語処理によって」と間違いなく明言しております。これは間違いありません。当時も有本香さんはピンと来てない様子で反対されてる様でしたが、一切聞いてないと言われるのは、言った言わないの問題として看過できない事です。
そして、有本さんは私の提案を「目的外利用だ」と決めつけ強硬に反対されました。それはご自身の考え方なので特に否定するものではありません。杓子定規なこと、原理原則にこだわってクレームをつける人もいるでしょう。しかし、偏向報道を告発するという会の趣旨から考えて、これら委託研究が目的外になるとは言えないと思います。
しかし、視聴者の会において、一人の理事がそのように強硬に反対する提案を無理やり推し進めることにはリスクが伴います。有本さんが「上念さんが資金を目的外に流用している」などと会員に「告発」するような事態は本意ではありません。そもそも、目的外の利用でもないし、理事会での提案をそのように「曲解」されて拡散されても困ります。そこで、有本さんの提案を受け入れ、納税して資金を内部留保しました。
今回、有本さんはこの件を蒸し返し、あろうことか公衆の面前でその「曲解」を暴露しました。これは重大な信義則違反であり、虚偽の事実の適示にあたります。私の名誉は大きく傷つけられましたので法的措置も十分に可能ですが、ツイッター上で起こったことはツイッター上で解決すべきとの考えの下、有本さんに弁明、謝罪の機会を与えたつもりです。ところが、昨日の長文ツイートにあるように、有本さんは謝罪どころか私の質問も無視して出回りの一般論を語るのみです。問題は全く解決しておりません。
そして、視聴者の会のプレゼンスは間違いなく低下しました。
この件に関しては「流用」というワードをお使いになられているので、いつもの「そうは言ってない」は通用いたしません。

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