見出し画像

ボルテージを「書く」エネルギーに変えて

今日の朝、起きた時からすでにイライラしていた。


別段、睡眠時間が短かったからでもなければ、悪夢にうなされていたわけではなく、今もっとも会いたくない相手の顔が夢の中に出てきたからでもない。それに昨日は昨日で、それなりに平穏とした一日を過ごしていた…つもりであった。

にも関わらず、いったいどのタイミングで苛立ちを憶えてしまったのか。ベッドから体を起こした時点でも、起因する「なにか」がわからないまま、どうにか一日を過ごそうとしていた。

この怒りの正体が何であれ、いつまで経っても抱えたままでは解消しない。それどころか悪化してしまう。なんとしてでも一瞬にして溜まってしまったわだかまりを「なにか」に変えなければいけないと思っていたのである。


当たり前だが、人にや物に八つ当たりするような、直接攻撃的になる手段は絶対に除かなければならない。自分の心が未熟だった頃に、何度かそうした手段に出てしまってからは、できる限り留めておくようにと心がけている。

後々になって「あの時やめておけば良かった」と、長きにわたって苛まれてしまった経験が少なくとも有る。その場で生じた痛みを解消するつもりが、更なる痛みを引き連れて返ってしまった感覚は、今も忘れることなく残ったままだ。

それでなおかつ、自分がある程度模範的になるような年齢になってきたからこそ、一人のとして良識ある言動や行動を、より一層心掛けなくてはならない。

そのうえで二度と手を上げてしまわないよう、現在もなお理性をなんとか保ち続けている。しかしながら、自分にも人間としての感情がある以上、また思いがけないところで爆発してしまう可能性は大いにある。


再び取り返しのつかない事態に直面してしまわないよう、ストレスを解消するための方法はいくらでもある。音楽を聴いたり、漫画を読んだり、ゲームしたり、映画を観たりといった娯楽に身を委ねることも、また一つであろう。

隅から隅まで探せば、両手の指では数えきれないほどの一人で完結できる手段が多数見つかるはずだ。もちろん、文字に変換して書くことも、ストレスを解消するうえで立派な手段でもある。

直接ペンを触る触らないにしろ、一つ一つ文字や文章にに起こすことで、頭や心に抱えている不安や怒りといった負の感情を、溜まったゴミとして紛らわせる…だとかなんとか。


そんなふとした思いつきから、此処noteでの執筆を始める前に、夕方から晩飯を済ませた後の間の時間に、そうした作業にひたすら費やしていた。

粗方、文字数を埋め込むことができた時には、朝一番に抱えていた苛立ちはきれいさっぱりに…までとはならなかったものの、精神的にはなんとか安定してきている。

一体どんな内容であったかを紹介するのは、今のところ殴り書きのような文面にいささか気が引けてしまっているため、時間を置いて日の目を見る機会が得られたらと思う。

その前に、怒り狂った勢いに任せて綴った言葉を、なんとか補正して公開できる状態までに持っていかなければ…。






この記事が参加している募集

最後までお読みいただきありがとうございました。 またお会いできる日を楽しみにしています!