見出し画像

政治講座ⅴ302「李氏朝鮮時代に仏教を廃止し、儒教に縛られ・キリスト教を信じ・当時両班意識の歴史に生きる支離滅裂の恨国」

「韓国が歴史問題にあんなにしつこい」深い理由と題する報道記事を目にしたので、過去に掲載したブログも併せて今回は論ずる。

         皇紀2682年8月3日
         さいたま市桜区
         政治研究者 田村 司

はじめに

 明治期の朝鮮は驚くほど遅れた貧しい国家で、針一本作れない。
木を丸くする技術もないので樽もクルマの車輪も作れない。
染料がないので、衣服はすべて白衣でした。
近世でも中世でもなく、古代に近かった。
 宗主国の清国(中国)は大国ではあったが、古代王朝の世界に沈潜
していた。当然、属国の李氏朝鮮もその枠を脱する事が出来なかった。
 ウソ、ごまかし、裏切り、汚職が横行する。それが東洋であり、実は日本は東洋ではなかった。それなのに、東アジアの現実を何も知らず、「日本は東洋の国々と連携して西洋列強に対抗しなければならない」と考えるアジア主義が広がっていました
 1900年代に、まさに、朝鮮半島へのロシアの侵略が迫っていた時期である。今のロシアのウクライナ侵攻と同じような事が、朝鮮半島に迫っていたのである。迎恩門の前で「三跪九叩頭の礼」という侮辱的挨拶で清の使者を迎えていた。その朝鮮人を清の属国から解放して、新しい大韓帝国を建国させたのは日本である。
清の属国から解き放たれた大韓帝国はその当時ロシアの脅威がまた迫っており、ロシアに従属するか、日本の協力を得るかの切羽詰まった時期にあった。
 ウクライナがいとも簡単にロシアの侵攻を受けた姿を見たら、論より証拠、このような事が120年前に朝鮮半島の運命は風前の灯状態であり、それは、露西亜の侵略と言う形で脅威が目の前迫っていたのである。
 この様な世界情勢に当時の大韓帝国の韓国人は危機感を持って日本と共にロシアに対抗としようとした。紆余曲折あるが、大韓帝国の国力を考えた時に、ロシアには到底かなわないために暫く日本の庇護を受けその後独立すべきと考えた勢力(一進会)がいた。
 韓国の正統性
について考えてみた。もし、韓国左派勢力の主張する日韓併合条約(国際的に有効な条約と認められている)の無効を主張するなら、何故、李王朝に政権を戻すことを主張しないのか?
 1945年(昭和20年)の日本の敗戦による朝鮮領有権喪失、1947年(昭和22年)5月3日の日本国憲法施行に伴って李垠は王公族の身分を喪失し、1952年(昭和27年)4月28日の日本国との平和条約発効による日本の主権回復とともに日本国籍を喪失した(旧朝鮮籍のため無国籍となった)。李垠は財産税法による多額の税を課され、また身分に執着する弱みを握られ邸宅・資産を売却しながら、細々と生活を送っていた。
 大韓民国の初代大統領であった李承晩は、譲寧大君の子孫であることを誇りながら、権力に執着し、現実的には王政復古を怖れ、嫡流の李垠に敵対的であった。権力に執着するあまり選挙違反を犯し、ハワイに亡命した。
 李承晩は黄海道平山郡馬山面大経里陵内洞の全州李氏の没落両班の家に生まれた。父・李敬善(1839年〜1912年)、母(金海金氏、1833年〜1896年)の3男2女の末っ子(ただし、兄二人は天然痘で夭逝)である。族譜では太宗の長男で世宗の兄である譲寧大君の16代末裔である。譲寧大君の長男富林令李順の子孫にあたる。王族としては、13代前の樹州正李允仁、その孫で丙子の役の時に武功を立てて全豊君を追贈された李元約などがいる。その後、数人の子孫が官職に就くも、6代前の李徴夏が陰職で県令となったのを最後に、没落した。承晩自身は李氏朝鮮の王族の分家出身であることを誇りにしていた朝鮮人に対して両班意識で接した。朝鮮戦争では真っ先に逃げ出し、それを救ったのが日本に軍歴のある者達の功績である。

 李栄薫著『反日種族主義』によると「嘘をつく国民、嘘をつく政治、嘘つきの学問、嘘の裁判」であると。嘘が作られ拡散し、やがて文化となり、政治と司法を支配するに至った過ぎし70年間の精神史をなんと説明したらよいのでしょうか。人が嘘をつくのは、知的弁別力が低く、それに対する羞恥心がない社会では、嘘による利益が大きいためです嘘をついても社会がそれに対して寛大であれば、嘘をつくことは集団の文化として広がっていきます。云々と著者は韓国に警鐘を鳴らしている。
 李氏朝鮮時代の時代錯誤の儒教を未だ大事にしているが、恨国は未だ過去から脱却できずにいる。

次の報道記事から原因を考察する。

「韓国が歴史問題にあんなにしつこい」深い理由

8/2(火) 6:31配信

 バイデン政権の意向もあり、韓国の新政権と岸田政権の歩み寄りが取りざたされる中、日韓の歴史問題はどのようにすれば乗り越えることができるのだろうか?  これに答えるのが、『最強の働き方』『一流の育て方』などのベストセラーでもよく知られ、日本で最も有名な在日コリアンのひとりである、ムーギー・キム氏。京都に生まれ、日韓両国の文化の中で育ち、世界中で学び働きながらも、物心ついたときから40年に渡り、日韓関係について考えてきた。 

 日本と韓国、双方の視点と価値観と誤解に対する深い理解に基づき、著者が「人生を通じて最も書きたかった思索と想いがこもった1冊」という新刊『京都生まれの和風韓国人が40年間、徹底比較したから書けた!  そっか、日本と韓国って、そういう国だったのか。―― 文化・アイドル・政治・経済・歴史・美容の最新グローバル日韓教養書』から、一部を抜粋・再編集し、「日韓の歴史認識の決定的な違い」について考える。

■記録が高層ビル並にある「朝鮮王朝実録」



 私がコラムを書くたびに、ヤフコメや掲示板の皆様は、「日本と韓国は違いすぎるし相容れない、国交断絶や!!」などとお怒りの声を寄せられる。  しかし、書き込まずに私のコラムに賛同してくれている人は、私の希望的観測によるとその1万倍はいると思っている。その無数の支持者の皆様に、改めて感謝申し上げる次第である。  さて、日本と韓国の価値観を比べたとき、実は個人的な行動様式においては両国共通の文化も多いからか、「ほぼ同じじゃん」と思えるくらい共通点も、たくさん見られる。

 しかし、政治などの特定のコンテクストでは、両国の伝統的価値観の影響による差異が色濃く見受けられる。  「過去からの正統性」にこだわる儒教の影響からか、韓国は「過去の歴史をめぐるこだわり」が強いのだ。  
『朝鮮王朝実録』約500年分が編年体で書きつづられ、その量は数え方により1700~2000巻以上もある。  しかも焼失などで失われないよう、複製などが4~5カ所に保存されてきた。この本を積み上げると高さ32メートル、実に12階建てビルの高さに相当するという(最後の2代は日本の支配・監督下で編纂されたので、正史から除外される)。

 ユネスコの世界の記憶(いわゆる「世界記憶遺産」)にも登録されている『朝鮮王朝実録』だが、この歴史記録の豊富さが、韓国ドラマの時代劇がネタに困らないコンテンツ力につながっているとも言えよう。  この「過去の実態へのこだわり」は、韓国の現代文化にも大きな影響を与えている。  たとえば日韓両国の報道番組や政治家の発言でよく使われる単語の違いにも、「儒教道徳」の特徴が表れるのだ。

■儒教国家がこだわる「過去の真相究明」


 韓国の報道を見ていると「真相究明」という単語がやたらと登場する。  何十年も前の事件にさかのぼって「真相究明が求められている」などとやっているのを見ると、「長い年月をかけて調査したあとに、いまさらどんな真相があるのだろう」と不思議に思ってしまうことも少なくない。  これは、別に日本との間の歴史に絡む問題だけでなく、やれセウォル号事件の真相究明、やれ光州事件の真相究明、少し前ではバレーボール選手や芸能人の小学校時代や中学校時代のいじめ(人気ガールズユニット、セラフィムのガラムが最近の事例)などなど、過去にさかのぼった「真相究明」という単語が、それはそれは頻繁に出てくるのだ。

 たとえば韓国ドラマを観ていても、廃位した妃を何代もあとに復位させたりしていたことが見て取れるが、この伝統はいまも脈々と受け継がれている。  北朝鮮でも金正恩(キム ジョン ウン)氏が金正日(キム ジョン イル)総書記の跡継ぎに決まると、本来は金正日総書記の「愛人」であったその母・高容姫(コ ヨン ヒ)の偉人化キャンペーンが行われ神格化が始まった。  現代韓国政治を見ても少し前まで、左派政権が右派勢力の正統性を攻撃するために、いまになってかつての「親日派(戦前の植民地支配に協力した人々の意味)」の墓を掘り起こす法案を論議したり、何代もさかのぼって財産を没収したりする。

 韓国の儒教文化では、「過去にさかのぼった正義と正統性」が非常に重要なのである。  韓国のメディアを見ていて気づくもうひとつの特徴的な表現が「道徳的優位性をとる」というものだ。  この言葉がこれほどメディアで使われる国はない。私はいろんな国のニュースを聞いているが、「道徳的優位性を見せるために……」などと言っているのは韓国くらいだ。  たとえば、2019年の半導体部品輸出規制をめぐる動きのときも、「韓国は冷静に対応し、道徳的優位性を示す必要がある」などという論調が存在した。

 また、ちょうどこの「道徳的優位性という言葉が政治関連ニュースでよく出てくるな」と思っていた矢先に、ソウルでのとある交渉事で、交渉相手である先方から「ここで大局を見て譲歩してくれたら、あなたは道徳的に上位にいけるではないか」などと、まったくうれしくない説得を執拗にされたこともある。  ちなみに2022年初頭の韓国大統領選挙でも、「私のほうが道徳的なリーダーだ」という論戦が、大統領候補者間のディベートで目についた。

 では、この「道徳的優位性」にこだわるのは、いったいなぜなのだろうか? 

■韓国の日常生活でも重視される「道徳的優位性」

 

実はここにも、「道徳的に正しい社会を建設する」という儒教観念および、「他人の悪を憎む」という朱子学思想が表れている。  なお韓国儒教は極めて深淵な世界なので、私が完全に理解できるわけもないし、そのようなそぶりも見せるつもりはない。  それでも、儒教のなかでとくに朝鮮王朝で発達した朱子学で盛んだった性理学を学ぶことは、韓国の伝統的な集団的思考回路を理解する重要な一助になるだろう

 琴章泰(クム ジャン テ)の「韓国社会と儒教──韓国儒教の課題と特性」(東京大学コリア・コロキュアム、2004年7月14日)では、次のように指摘している(以下要約)。 朝鮮王朝時代の朱子学は、純正性の追求を特性のひとつとする。したがって価値判断において正当性の基準を画一化させようとする意志が強く、対立するときに折衷や妥協の余地がなくなってしまう。 また「正統論が強化され、異端排斥論が強く、現実への適応力が弱くなり、妥協と包容を通じた和合の機能が衰える」とも論じられているが、これは現代韓国社会にも、結構当てはまる傾向だ。
 韓国ではこのように、原理原則論や道徳的優位性にこだわるからこそ、妥協なき「明確な謝罪獲得」に躍起になることになる。


■「過去を正す」ために、「真の謝罪」を求める  



 私が知る限り、韓国ほど、さまざまなトピックに関し、「反省せよ!  反省せよ!  謝罪せよ!」と群衆が叫ぶデモを、あれほど大規模かつ頻繁にやっている国は、ほかにない。  ちなみに江南(カンナム)のサムスン本社の前に行くと、いつも「サムスンは何々の道徳的責任をとり、謝罪・補償せよ!」という垂れ幕と自分の連絡先を大きく掲げてデモをしている人々がいる。

 こうした「謝罪」と「補償」要求デモは、別にとりたてて日本だけにしているわけでなく、国内的にも活発にやっているのだ。  また、2022年初頭の韓国大統領選挙でも、与野党候補共に家族のスキャンダルなどで国民に何度も「謝罪」を求められており、「謝罪選挙」だと揶揄されていた。そして候補者同士でお互い、「あなたこそ謝罪する必要がある!」とやりあっていたのだ。  このように、韓国では相手が国内だろうが国外だろうが、「反省」と「謝罪」を引き出して、「道徳的優位性」を確認したい人が多い。

 だからこそ、単に謝罪を求めるだけでなく、「いったい何に対して謝っていて、反省しているのか」を細かく具体的に追及してくる。  また謝っても、「チンジョンソンインヌンサジェ(真の感情がこもった謝罪)」「ソンイ(誠意)あるサジェ」であることが求められるので、「形式的な謝罪」は逆に怒りに火をつけるのである。  ここに、謝っているのか、謝っていないのか、何に対して謝っているのかを曖昧にして、「なんとでも解釈できる玉虫色の決着を狙う」ことが一般的な日本とは、大きな違いがあるのだ。

 これまで述べてきたように、朝鮮半島の伝統的儒教文化では「道徳的正しさ」にこだわる。そして「本来あるべき論」を求め、過去にさかのぼって「歴史をあるべきものに戻す」という傾向が極めて強い。  ただ念のため再度強調するが、現代の個人レベルではまったくそうではない人もたくさんいる儒教嫌いを公言している韓国人の若者も少なくない。  しかし政治といった比較的高齢世代が多く、「民族的記憶」や「民族的アイデンティティー」で集団意思決定がされる場になると、この儒教文化がいまだに色濃く影響するのである。

■「真相究明の国」vs.「水に流す国」が争うと…



 この「過去にさかのぼったしつこさ」は、ひとえにその「先祖の魂は不滅」という儒教的死生観も一因であるように思われる。  実際のところ韓国では、下手したら死後も責任を問う傾向が強い。たとえば韓国ドラマでも日常生活でも「最後まで責任を問う」という言葉が頻繁に出てくる。現代の政治家でも、相手方に対し「墓を掘り起こして処罰」みたいな言葉を使ったりもする。  日本のような「武士の情け」はなく、責任追及はちょっとやそっと、死んだくらいでは終わらない。儒教の世界では、「死後もその魂はこの世に長らく存在しつづける」と考えられていた。

 そして、儒教文化にのっとり、先祖の功徳や罪状は後世の子孫にも引き継がれるので、「悪いことをしたのだから、罪を徹底的に償うべきだ」というように、子々孫々の代まで徹底追及してくる。  このように、過去にさかのぼり徹底的に責任追及する儒教文化が、「死ねば皆、天に行く」という仏教的な思想や、「過去を水に流す」武士道の思想と対立すると、双方の違和感につながるのだ。  そんな文化の違いがあるなか、「真相究明の国」vs.「水に流す国」が争えば必然的に、

なぜ、そう曖昧にして簡単に忘れるのだ!」という韓国の怒りいつまで過去にこだわっているんだ!」という日本の怒り  にそれぞれつながり、まさに「イマここ」状態なわけである。  なおこのコラムを書いている今も、韓国新政府が「徴用工問題の解決は、日本側の誠意も必要」とメディアに向け語っていた。  「法的に払ったやろ!」などの建前的アプローチではなく、感情がこもっているかどうかが、何をするにしても韓国側にとっては重要だと考えているのである。

My  Opinion.

韓国の常識が世界の非常識と言われるのは儒教思想に起因するのが理解できた。それが現代法治国家を阻害する要素となり、文化・科学などの発展を妨げてきたのである。近代法治国家の大原則の罪刑法定主義(遡及法・事後法)を平然と破り、契約も反故にする国は世界から見捨てられるのである。以前のブログにも掲載したが非韓三原則で対応すべきであろう。

参考文献・参考資料

「韓国が歴史問題にあんなにしつこい」深い理由(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

政治講座ⅴ301「『嘘の世界の迷路』の韓国」|tsukasa_tamura|note

政治講座ⅴ300「朝鮮半島の歴史や政治を研究してきた筑波大学大学院教授の古田博司氏は「韓国に対しては『助けない、教えない、関わらない』を『非韓三原則』にして日本への甘えを断ち切ることが肝要」と説く」|tsukasa_tamura|note

政治講座ⅴ294「朝鮮民族を救った李完用と一進会の功績を称えるべき。そして欧米列強の植民地支配を解放のために日本人と共に戦った韓国軍人に敬意を表すべき」|tsukasa_tamura|note

政治講座ⅴ293「韓国の戦後の建国の正統性を論ずる」|tsukasa_tamura|note

政治講座ⅴ291「韓国人は『空への唾は自分の顔にかかる』ことも理解できない愚かな行動をとる。」|tsukasa_tamura|note

政治講座ⅴ286「韓国特有の『反日』祭りと『反日』ビジネスの存在」|tsukasa_tamura|note

政治講座ⅴ268「『反日種族主義 日韓危機の根源』から学ぶ」|tsukasa_tamura|note

政治講座v149「日韓併合により韓国はどれだけ発展したのかの解説写真。韓国の被害妄想は米国の占領政策 『War Guilt Information Program』の一環 である。 英国が「韓国は真っ先|tsukasa_tamura|note

政治講座v129「『パスパ文字』と『阿比留文字』そして『ハングル文字』との歴史的繋がり」結論:ハングル文字は倭冦が作った阿比留文字が土台、阿比留文字はパスパ文字が土台、パスパ文字はチベット文字が土台。文|tsukasa_tamura|note

政治講座v109「鉄杭神話の結果:測量基準点を鉄杭と誤認して除去:呵々」|tsukasa_tamura|note

ここから先は

0字
この記事のみ ¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?