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【5/26限定公開】夢野久作『月蝕』(2018年1月公演より)

本日5月26日、今年地球に最も近い満月が皆既月食になります。
月食とは、地球が太陽と月の間に入ることで、地球の影が月にかかり、月が欠けて見える現象のこと。福岡での皆既月食は、2018年以来3年ぶりとなります。

ツカノマレーベルでは2018年の皆既月食の日に、住吉神社能楽殿にて、夢野久作の短編『月蝕』の公演を行いました。

終演後、会場の外に出ると皆既月食がはじまっている……という予定でしたが、残念ながらその夜は雲がかかっており、住吉神社から月食を見ることはできませんでした。

3年ぶりとなる本日も、福岡市内はすこし不安なお天気です。

せっかくなので本日限定で、2018年の『月蝕』の記録映像に、朗読をのせたものを公開したいと思います。

朗読のうしろに聞こえるざわざわした音は、ビデオカメラのマイクで拾った音声を繋ぎ合わせたものです。同じく笛の音も、できるだけ拾い出していますが、森田先生の素晴らしい演奏をそのままというようにはできませんでした。ただ、笛の音があるほうが雰囲気が伝わると思い残しています。

本日限定の楽しみとして、あたたかい目で見ていただけますと幸いです。



福岡では月の出の前に部分食がはじまります。
国立天文台による皆既食の状況は次の通りです。
 月の出   19:11
 皆既の始め 20:09
 食の最大  20:18
 皆既の終り 20:28
 食の終り  21:52
2018年1月31日 於/住吉神社能楽殿

夢野久作『月蝕』

朗読 田坂 哲郎(非・売れ線系ビーナス)
出演 富田 文子
   針生 あかり
笛  森田 徳和
演出・衣装 中村歩道(空想工藝舎)
主催 ツカノマレーベル
後援 夢野久作と杉山三代研究会
   ラブエフエム国際放送株式会社
   株式会社アポロデザイン
協力 空想工藝舎
   東京藝術大学130周年記念(応援プログラム)


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