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洗濯後にばさり、ばさりの風景

洗濯機から洗濯物を取り出すと、母は一枚一枚伸ばして、それからばさり、ばさりと振っていたように思う。はっきりと覚えていないのだけど、おぼろげにそんな風景が目の奥にある。

なんとなく、僕も洗濯機から出した洗濯物は、その場で一枚ずつばさり、ばさりとやる。よく考えてみると、母がそれをやっていたとしたら、洗濯物を干す前にしわを伸ばしてたのだ。水気で張り付ているところとかも、剥がれてきれいに伸びる。僕はいま、洗濯乾燥機で乾燥までさせてるから、もう畳んでしまうだけ。ばさり、ばさりの必要はなさそうなものだ。

そう思っていたけど、そうでもないらしい。

洗濯物を乾燥機から出した後にバサバサと振ることには、いくつかのメリットがあります。
・シワを伸ばす: 乾燥機から出した直後は、衣類がまだ暖かく、繊維が柔らかい状態です。このタイミングでバサバサと振ると、シワが伸びやすくなり、その後のアイロンがけが楽になります。
・ふんわり感を出す: タオルやセーターなどのふわふわした素材の衣類は、振ることで繊維がほぐれ、ふんわりとした仕上がりになります。
・衣類の形を整える: 振ることで、乾燥機内で絡まったり、潰れたりしていた部分がほぐれて、衣類の形が整います。
・乾燥の仕上がりを均一にする: 乾燥機から出した直後に湿気が残っている場合、振ることで衣類全体に空気が行き渡り、余分な湿気を飛ばしやすくなります
このように、洗濯物をバサバサと振ることは、シワを軽減し、ふんわりとした仕上がりにするために効果的です。

ChatGPTの「洗濯ものを乾燥機から出した後、バサバサと振ることに意味はありますか」への回答

乾燥機から出した直後に、湿気が残っている感じはしていた。ただ仕舞うときにはそんなこともないので、なんだろうと思ってもいた。ばさり、ばさりのおかげだったらしい。あのころとはやってることの意味は全く違うのに、やっていることそのものはまるで同じだ。洗濯機が、完了を知らせるアラーム音を挙げる。ばさり、ばさりと今日も母譲りの習慣を行う。

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