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『恋は雨上がりのように』を観た

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もう2年前くらいの映画になるのか。やけに漫画が話題だったのは覚えている。きっと私より下の世代は「サブカル入門」でこの漫画原作に触れるんだろうな。逆行するように読まなかった。
映画化したときは少し驚いた。アニメ化、映画化。そんなに話題になる題材なのか?ラブコメじゃないの?
アニメ化したときにおおよその内容を知った。主人公の女の子はまぁ、見た目でなんとなく性格に予想がついた。でも自分が思っていたよりおしゃれじゃない設定というか“あるかもしれない日常”の話というのに驚いた。ファミレスの店長だったのかアンタ。やれやれ系のカフェのオーナー兼店長とかだと思ってた。なるほど、擦り尽くした設定じゃない点で、話題になるのも少し頷けるな。普通のおじさん、バツイチ子持ち、常識人。日常で見慣れて非日常では新しい。

日本のラブコメ、女子高生が主人公だと高確率でハッピーエンド。これはよくあるというか、まぁそうなるよな普通。不幸なまま女子高生の話が終わるの、教育に悪いとかバッシングきそうだし。女子高生が嫌な目に合うのって一部の性癖の人を除けば不快要素だし。

これ、仮に結ばれても"女子高生に手を出した"という点で必ず視聴者からクレーム来るしな…。若い子の「憧れ」ってかなり独りよがりで責任が持てないもので、「年の差なんて関係ない」とか言えるのってむしろ歳が上の人のセリフなんだろうな…。

なんだか、良かった。原作も読もうかな。

こんな薄っぺらい感想で誰が観るんだよって感じだろうけど、少しお勧めです。あと、歌がべらぼーにいいのな。

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