英語民間試験導入延期の影響

来年度の大学入試共通テストにおける英語民間試験の導入が延期されたことに伴う、各実施団体の対応です。

英検は、既に予約金3,000円を支払った場合、返金される見通しですが、そのままS-CBTを受験することも可能、とのことです。
(検定料は、当初の想定より安くなるようですが、富山県での会場は、高岡が減り、富山だけとなりました。)

◆「S-CBTに関する英検協会の今後の対応に関する決定事項(一部)のお知らせ(日本英語検定協会、11/3)

GTECについては、共通テスト版は取りやめになる一方、検定版について、来年度の高校3年生専用の検定日を2日追加し、計5日にするそうです。

◆2020年度「 GTEC 」実施方針のご報告(ベネッセコーポレーション、11/13)

「大学入試英語成績提供システム」が延期されたとはいえ、これまでも多くの大学においては英語民間試験を入試に活用しており、そうした大学においては、S-CBTやGTEC検定版のスコアについても入試に活用してくれるのではないかと思います。

なお、国立大学協会によれば、11月29日に、二次試験の英語で民間検定試験を利用するかなどの対応について、一斉に発表する、とのことです。

入試英語、民間試験の扱い 国立大対応は29日発表(東京新聞)

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