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生きること=学ぶこと|『「超」勉強力』

新年になると、何かを学びたくなるよね!
というわけで、ひさびさに勉強本を手にとりました🎇

今回読んだ本は、以下の本です(^^)

本書は、「学び」が得意な中野さんと山口さんの共著。

この本から僕は「学ぶこと」に関する、以下の3つのことを学びました。

①「学び方」を学ぶより、「己を知れ」
②「学ぶこと」は「生き延びること」
③「習慣よりも、好きになれ」

以下では、その詳細を述べていきます。

①「学び方」を学ぶより、「己を知れ」

おもしろかったのは、二人の学びの原点が
私は他人とうまく適応できない、と自覚したこと」、と共通しているにも関わらず、学び方が対称的だったこと。

中野さんは「自分が好き・楽しい」と思えることを優先してを学び、山口さんは好きでないことでも「努力すればなんとかなる」の精神で学習してきた。

この2つの方向性は共に真であると思うし、
ここから察するに、やっぱり「学び方」に択一的なものなんてないのだな、と思う。

それよりも、自分が何にモチベーションを感じたり、どうしたら頭に入りやすいのか。
人の方法を真似るより、自分に適した方法を知る。
勉強には、こっちの方がよっぽど大事なんだなーと再認識しました。


②「学ぶこと」は「生き延びること」

なんのために学ぶのか?
それは、人と知識や成果を比べたり、振りかざしたりするためではありません。

その最も根源的な意義は「生き延びるため

昔は、特に原始時代では、知恵と力があるかないかは、生死に直結していました。

その点から人間には「生き延びる」=「学ぶ」ということが、遺伝子レベルでインプットされているらしいのです。

たしかに、“絶望”とは、自分の周囲半径3mのことしか見えてない時のことを言うのだろうし、知識が視野と知恵を与えてくれるとするならば、「学び」は生き延びる手段になり得るのかもと思いました。


③「習慣よりも、好きになれ」

これは作中の中野信子さんの言葉です。

習慣化することはもちろん大事なのだけれど、それよりももっと大事なのは「好き」であること。

むりやり習慣化したところで、それが「好き」でなければ、長い目で見たときに結局続かない。

習慣化することよりも「好き」になること。
「好き」な事というのは、他人にどうこう言われようが“つい”やってしまうもの。

この“ついやってしまう”レベルに落とし込むのが「好き」の力です。

目の前のやるべきことの中から、自分の「好き」を見つけたり、自分の「好き」をもっと追求したり

人には必ず「好き」があって、そこに学ぶモチベーションがある。
「好き」を探る。それがすなわち、己を知ることに繋がってくるのです。

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BOOKOFFで、たまたま買った本でしたが、ほんと良書でした。
学習に迷ったとき、きっとまた開く本になると思います。
それくらいには“学ぶこと”の原点に立ち返って言及してくれる。
今年何かを学びたいなあ〜という方は、ぜひ!(^^)

それではっ!

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