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ポジティブの大切さをネガティブに考察してみた。

なんだか、Youtuberみたいな表題だ。

書いてから思った。

巷では、ポジティブは大事だ!ネガティブな人とは話すな!時間の無駄だ。

なんてポジティブな方々はよく言っている。

ネガティブよりもポジティブに生きていく事のほうがきっと良いことばかりだろうし、前回僕は健康が大事だ―なんて文も書いたが、ネガティブな人よりも、ポジティブな人のほうがきっと健康的なのだろう。

そんな分かりきったポジティブのメリットをネガティブシンカーの僕が、挙げてみようなんて言う記事である。


相乗効果が見込める


ポジティブに生きている人間は当たり前なことだが、何に対してもポジティブに生きている。

例えば、筋トレしている人にポジティブシンカーの人が多いように自分は思うが、彼らはまず筋トレを実施することで、自分の体に対して、自信を持てるようになる。

最初は筋トレに対してのみ、前向きであったが次第に、仕事中も前向きになることができて、友人との時間も今までは愚痴ばかりこぼしていたはずが、前向きな話ばかりをしている。

そう、どこかの分野一方向だけでもいい。前向きになることですべての方向性が前向きな方向へと傾いていく。

前向きの相乗効果で、充実感につながり、幸福になり、健康になりと盛りだくさんだ。最もなメリットの一つと言える。

2人が集まる

ポジティブな人の周りには、人が集まる。

学校のクラスの中心にいる人は、いつも明るく、ポジティブな人だったという経験はないだろうか。

なぜ彼ら彼女らの周りには人が集まるのだろう。

理由はいくつかある。

一つは、彼らは、周りの人間にとって憧れな存在だからだ。

前向きな人はいつも楽しそうにしている。

だから周囲の人間は彼のことを見て、あの人はいつも楽しそうにしている。いいな、自分もああなりたい。そうだ、まずはあの人がどんな人なんだろう?話してみよう!

といった感じで、ポジティブな人の周りに人が集まるのだ。

自分の持っていないものを持っている人に、人間は少なからず憧れを抱くものだ。ポジティブという気持ちは誰もが、大切だと表面的には思っているだろうが、実際にそうなれる人は少ない、ましてや人前で。

そうなれば、あこがれの人に集まるのはごくごく自然なことである。

人気な彼も、そこで承認欲求を満たすことができる。

話がそれるが、欲求には5段階がある。

マズローさんの話だ。

ピラミッドの頂点の一個下に位置している欲求が承認欲求だ。これは生きるための食う寝る抱くの3第欲求を満たして、その他の2段の欲求を満たすと産まれるのが、この承認欲求である。

学校で人気者になった彼らの人生は明るい。

この承認欲求を満たすことのできた人間の次なる最後の欲求が自己実現欲求という物だ。

簡単に言えば、人にどう思われるかではなく、自分がどうなりたいか。

ここに、自分の考えが到達する。

こうなった人間はますます孤高な人間として魅力が倍増する。

更に自分磨きをしているわけなので、なおのこと人が集まる。

みんなの憧れとなり、更にそのことに有頂天にもならない人生になるのだ。ここまで経験した人間の人生はかなり突き詰めることのできる人生となるのだろう。

これは、ポジティブでいるうえでとてもよいメリットとして挙げられるのではないか。


3自分のことを好きになれる


ポジティブになることができれば、きっと自分のことも好きになることができるのだろうと思う。

これは、すごく良いことだと思う。

自分のことを好きになることができれば、自分に自信がつくのだろうから。自信がある人とない人ではどちらが魅力的かと言われたら言うまでもない。

これは、仕事においても、恋愛においても、人と交流していく上で極めて大切なことと思う。

なかなか物事に結果が出なくてもどかしく思うときでも、常に前向きでい続ける。これは、とても難しいことである。

しかし、その困難を乗り越えたポジティブシンカーは恐らく、自信をつけることと思う。

成功体験は人に自信を持たせる。そうすることで、もっとポジティブになれる。

だからこそ、自分を好きになれる。というメリットがあるように思った。


4ネガティブ人の意見


上記がポジティブでいることによるメリットのほんの一部だ。


いいことずくめだ。僕は少なくともポジティブでいられる人については心の底から、尊敬している。自分にはできないことだから。

さあ、この見出し、ここからが本番なのだが、僕は表題の通りネガティブ思考の人間で、ポジティブなナイスガイな人たちには憚られ、淘汰されるような人間であるが、少し発言しよう。

ポジティブは暗示だ。

自分が前向きであると言い聞かせ続けることで少しずつ心の持ち方に変化が表れていく。

つまり自分の心を欺けているという言い方もできなくはない。

言葉を選ばずして言うならば、自分の心に嘘をつく事で、強固な壁を乗り越えていく人もいるのだろう。

でも、きっと世の中には受け入れることで少しずつ壁を乗り越えていくという人もいるはずだ。

そういう人は、成功体験という美学として、乗り越えた壁をとらえていない。

きっと気づいてもいないのかもしれない。でも、頑張って、自分はダメだダメだと思いながらも、苦しいながらも、壁を乗り越えていった人だってたくさんいるのだろう。

そんな成功体験を成功体験とすら気づかない人だっている。

だから、彼ら彼女らはネガティブなままなのである。

そんな人たちもいるのだという事を認知はしてほしいと思う。

向き合って生きていく事もきっと重要なことだ。

前向きになろう、自分はできる。思い込み暗示をかけることはその場しのぎではよいのかもしれない。

でもそれは気づかないようにしているだけで、ふとした時に心の負担の重さに気づくのかもしれない。

ポジティブが悪いことだとは一概に言えない。

それと同じくらいネガティブも悪いとは言えないのではないだろうか。

ネガティブな人と話すだけ無駄だ、なんて、ポジティブな人側の、欺瞞な言動だ。


だから、ネガティブな僕たちは、無理にポジティブになる必要なんてないのではないだろうか。憧れるけど、きっと必要な事でもない。


前向きにネガティブに生きよう。



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