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【企画:アナタならどう詠む?】ももんが

この記事はラベンダーさん、alohaさんの企画への参加記事である。二度目のバトン。

今回私にバトンを回してくださったのは、KaoRuさん。
なんと「鷲」で詠んでくださいました。
御句はどうぞKaoRuさんの記事でご覧下さい。

KaoRuさんからいただいたバトンは「ももんが」
「むささび」の子季語である。晩鳥という別名もあるのだけれど、今回は「ももんが」ご指定なので素直にももんがで詠んだ。

むささび 三冬
【子季語】
晩鳥、ももんが
【解説】
リス科の哺乳類。体長四十センチ。肢間に皮膜があり、木から木へ滑空する。昼は樹木の空洞内に潜み、夜間、木の芽、果実などを食べる。日本では、北海道を除く森林に分布。

きごさい 歳時記

ももんがも鳥も僕らも羽ばたける

(ももんがもとりもぼくらもはばたける)
【季語】ももんが


「も」多めでお届けします。笑
季語と鳥のバトルは避けたかったので仲良くみんなで羽ばたいてみた。
なんとなく「クリスマスローズ」の続きのような。

扉絵:『空を飛ぶかい?』イヌワシ Golden Eagle

サンタ帽はもちろん後付けである。


次のバトンはオラヴさんにお願いしたいと思います。
オリオンの御句は力強く、ざらめ雪は可愛らしく詠んでくださいました。

季語は「寒鴉」でお願いします。冬の鳥の中では詠みやすいのでは。
勿論子季語でも。

寒鴉(かんがらす)晩冬
【子季語】
寒鴉(かんあ)、冬鴉
【解説】
寒中に見る鴉をいう。ところどころ雪のある冬田の中を、鴉が餌を求めて歩く。一、二羽で現れることが多く、なんとなく哀れで親しみがわく。餌の無き、厳しい冬を生き抜く姿に惹かれるものがある。

きごさい 歳時記

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橘鶫TachibanaTsugumi
鳥たちのために使わせていただきます。