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Parisの信号

ある日私は

アパートの前の

小さな通りから

少し大きな通りAV. Parmentier 

パルモンティェ通り

 を渡ろうと思って

いつものように

横断歩道に向かった

通りの向こう側には 

小学校の門があり

門から先生二人と

先生に誘導されて

低学年の小学生達15〜6人が

整列しながら

横断歩道の向こう側から

すでに渡り始めていたので

つられて

横断歩道に踏み出した

気がつかなかったけれど

信号待ちの先頭の車両は

POLICEの車だった

何かヤジのような大きな声が 聞こえて

????

と思ったら

POLICEが車の窓から

身を乗り出して

横断歩道を渡ろうとしている

小学校の集団に

’’おおおお〜〜〜ぃ!

歩行者用の信号はとっくに赤だ〜〜〜!!’’

と諦め半分に嘆いている、、、

という表現が

一番当てはまるだろうと、、、思う。

てっきり”青”だと思い込んでいた

少し前まで

東京暮らしだった私は

急ぎ足でその集団とすれ違った

POLICEは肩をすぼめ

”これだから、、” とか

”怖いもの無しだ、、、” とか

そんなことを言っていた

先生達は

にっこり笑って

何事もなかったように

急ぐこともなく

子供達と

横断歩道を渡っていった

パリの人々は

信号をあまり見ない。。。

というのが日常だった

歩行者は

本当に安全なのか

自分の目で確かめて

渡れそうなら

渡る

パリの自動車の運転手は

たとえ車両の信号が青になろうと

絶対にすぐに

発進しない

自分の目で

確かめて確実に大丈夫なら

スタートする

真っ当だ。。。

だから皆渡るのか。。。。

だから渋滞するのか。。。。

制服を脱いだら

ポリスもまた 同じなのか。。。。

C’est  comme ça.....せ、こむさ!

.......こうなんだから仕方ない!

C’est la France.....,せ、ら、ふぉんす!

........これがフランスです、なにか?🇫🇷

どこからともなく

フランス人の口癖が頭をよぎる。。。

誰もが それについては

深く考えない

考えても時間の無駄だぁ。。。。

そういう私も

調子に乗って

すっかり信号を見なくなり

信号機なんて

真面目に見ていなかったけれど。。。。

よく見ると 

Parisの歩行者用信号機は

なかなか

面白い!

ことに気が付いた

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こちらは

ごく普通の

歩行者用信号機

が、

しかし

時々。。。

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どう見ても

帽子を被っている。。。。

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どう見ても

帽子と短パンだ。。。。

オサレです...?

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どう見ても

前のめりに 急いで渡ってください

と言っている。。。

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どう見ても

渡ってはいけません。。。

もしくは

何で渡るの!!!!

と、かなり怒っている。。。

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何か不具合で随時長い間 

明かりのつかないままの信号機には

こんなイタズラ

南へバカンスに行っちゃった。。。。😅

と、まだまだ他にも

お茶目な

信号がたくさんあるに違いない。。。。のだ。

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自転車用の信号も

時々

こんな可愛らしいのがある

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守る

守らない

は別として

こんな発見は

私の地雷を 上手に踏む。





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