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りんごの花ってどんな色?

こんにちは!
今年はあっという間に桜が咲いてしまい、びっくりしている青森県民です。

2023/4/11の弘前公園外堀 こんなに早い開花は初めての経験です。

◎まず、自己紹介はこちらから◎

今年は暖かい日が続き、異例の早さで桜前線がやってきましたが、
津軽の春にはもう一つ、弘前公園の桜だけではない、皆さんにお見せしたい特別な花があります。
そう、りんごの花です。
皆さんは、「りんごの花」がどんな色か、ご存じでしょうか?

青森県と言えばりんご、りんごと言えば青森県。
青森県民にとっては、生まれた時からなじみのある果物で、家の周りがりんご畑、なんて方も少なくありません。

りんごの花が咲き誇る様はとても美しく、母校の校歌でも一節として歌われています。
『♪蕾は赤く、花白き』
蕾の時はりんごの皮と同じ「赤色」で、花が開くとりんごの果実と同じ「白い色」をしているりんごの花は、とても可愛らしいんです。

「蕾は赤く」
「花白き」
満開のりんごの花(とむすこ)

そもそも、弘前公園の桜があれほど美しく咲くのも、りんご栽培の選定技術を参考にしているから、とも言われています。

昭和27年、弘前公園管理事務所(現・弘前市公園緑地課)の、実家がリンゴ農家だった職員が、弱った桜の枝をばっさりと剪定し、根元に肥料を入れる出来事がありました。

当時は、「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」のことわざがあるように、元来、桜は切り口から病気が入りやすく、強い剪定は御法度とされていた時代。しかし、翌年には切り落とした枝先から若芽が芽生え、徐々に樹勢が回復。その光景をみて、公園管理事務所の初代所長であった工藤長政氏は、リンゴ農家に教えを請い、自らも研究を開始しました。桜とリンゴは同じバラ科であり、日本一のリンゴ生産地弘前ならではの「弘前方式」が育まれていったのです。

引用:弘前公園のチーム桜守

りんごの品種や畑の場所によって開花時期は異なりますが、おそらく今年は4月下旬から5月頭に開花する見込み。
GWに青森に来られる方は、是非こちらのりんごの花も楽しんでくださいね。

🍎りんごの花のオススメスポット① 「界津軽前のりんごの畑」
 界津軽のエントランス前にはりんご畑があり、花が開花した時期や、りんごが実る季節には多くのお客様がお写真を撮られています。

エントランス前のりんご畑 お花はこれから。

 ※界津軽へのアクセス情報はこちらから!↓

🍎りんごの花のオススメスポット② 「アップルロード」
 大鰐弘前IC付近の国道7号から、旧岩木町地区まで続く約20km(所要時間車で約30分)の道路の愛称です。
 その名のとおり、沿線には多くのリンゴ畑が広がっていて、りんごの花が咲く春や、真っ赤なりんごが実った秋のドライブにおすすめの道です!

🍎りんごの花のオススメスポット③ 「りんご公園」
 弘前市にある「りんご公園」には、約2,300本のりんごが植えられています。
 園内には、アップルパイを楽しめる喫茶コーナーの他、、岩木山を一望できる展望台、弘前市文化財の「旧小山内家住宅」、シードルを醸造する工房「kimori」等があり、季節に関わらず1年を通してりんごの購入が可能です。
 2023年5月5日(金・祝)~7日(日)の期間には、毎年恒例の『弘前りんご花まつり』が開催されるとのこと!

🍏青森県にある星野リゾート3施設はこちらから。

「今年は桜が早く咲いてしまい残念だ」という話もちらほら耳にしますが、青森・津軽の春はまだまだこれから。
少しでも、これからの季節のお出かけの参考になれば嬉しいです!

それでは今回はこのへんで。
へばです~!

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