中国の景気
過去5年、中国の株価(上海総合)の日中安値が2700を割ったことが二度ある。一度は2020年春の武漢コロナ感染爆発の頃、もう一度は今年初め、中国政府が「2023年のGDP成長率は5.2%、目標を上回った」と発表して、市場が「これほど景気が悪いのに、政府は景気対策を打つ積もりがない訳?!」とドン引きして株価が激下げした(他方、中国の日経225ETFが売り切れた)時だ。昨日の終値は次第にこの二度の安値に近付いている気が…。
習近平政権はどうする積もりですかね?
超長期なんちゃら国債をどんどん出して、もっと景気対策を打つのは一手(「饮鸩止渴(毒を飲んで渇きを癒す)」だけど)。
「ポストバブルの低成長期に入ったので、国民は不景気に堪えろ!」と言うのも一手。
だけど何もしないで「今後も5%前後の成長が続く」って言い張り続けるのは無いわ~。