一般教養を使って迎合力を高める

昔ほどではありませんが、今でも一流大学、一流企業に入ることが最も良い将来の選択肢と考える方が多くいらっしゃいます。

たしかにそれは一つの事実なんですが、あくまで選択肢の一つであり、それが全てということもないんですよね、

もちろん、キャリアに箔が付きますし、様々な選考過程の場で有利に働くことはありますが、その後はやはりその人の努力や価値観が重要になってきます。

さらに身に付けた教養は、人付き合いの際に武器になる迎合力も培うことができます。

今回は迎合力を高めるために必要な教養の使い方について書いていきます。

教養から相手の価値観を知る

歴史や科学など、純粋にその分野が好きなら大人になっても自然に学び続けることができます。

さらにその分野の中でも偉大な功績を残した人や歴史に残るような人って、その分野に詳しくなくてもおおよその方なら知っていることが多いです。

野口英世とか織田信長とかの歴史の教科書に載っているような人はもちろん、現役の人ならイチローやホリエモンも同じくらいすごい人かなと思います。

そのような人の伝記や本を読んでいると、同じように読んでいる人と会うことも少なくありません。

そのときこそ、今まで学んできたものをその人と共有し合うことで、一気に距離を縮めることができるようになります。

価値観の共有は協力な武器になる

・野球が好き
・お菓子が好き
・たばこが苦手
・派手なファッションが苦手

このように色々と共通項が見付かると一気に仲良くなれるものですが、その中でも価値観が同じだとその威力は数倍にもなります。

さっきの例でいうと、
・イチローがやっている自己管理の方法や野球に取り組む姿勢に魅力を感じる
・貧しい子供時代を経て、自らのやけど経験から医学の発展に貢献した野口英世の生き様に憧れる

こんな感じで、その人のバックグラウンドを含めた理念みたいなものが一緒だと、かなり嬉しく感じますよね。

そこからは話題もどんどん広がっていきますし、ここで言う褒め言葉はほとんどお世辞に聞こえないんです。

【私もイチローが大好きで、特に○○みたいなところが共感持てます。先輩の営業成績がすごいのももしかしたら○○を意識しているからなんですか?】

みたいに聞きながら褒めると、たいていの人なら悪くは思わないでしょう。

「この子、わかってるじゃないか」

少なくでも、見当違いな的外れみたいなお世辞を言うよりもはるかに効果がありますので、もし機会があれば使ってみるのもいいかもしれません。

SNSを使って事前に調べる

SNSが発達していますので、大事な会食や接待のときなど、事前に相手のプロフィールを調べておくと、意識的にその人のバックグラウンドを知ることができます。

成績アップも人脈づくりも小さな積み重ねの結果だと思いますので、有効に活用してみるのはいかがでしょうか。

今回も迎合力を高める教養の使い方について書いてみましたが、次回も仕事や実生活に役立つようなことを紹介していきますので、もしよければ付き合いください。

最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。

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