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あなたはストレスと、どう付き合って生きていきますか。

あなたはストレスと、どう付き合って生きていきますか。

僕が社会人になってまだ20代の頃は、ストレスについて深く考えたことがなかった。

30代後半になり、大切な人がストレスによって病気になったことをきっかけに、僕はストレスについて深く考えるようになった。

いまの僕の答えは、
自分にとって害にしかならないストレスは、避けて生きる。
自分にとって必要なストレスは、バランスよく付き合って生きる。


人はストレスに強くなれるのか。
僕は、無理だと思っている。
だから、避けるしかない。
避けるには、自分自身に力が必要だ。
だから、力をつける。

ストレスには、自分ひとりではどうしようもできないストレスと、自分ひとりでなんとかできるストレスがある。

会社員として組織の中で働くことで発生するストレス、人間関係によるストレスは、自分ひとりではどうしようもできないストレスだ。
組織の仕組みが変わるのを待つか、会社を離れることでしか、このストレスからは解放されない。

そう考えると、フリーランスという生き方は、自分ひとりではどうしようもできないストレスからは回避、または逃げやすい。

一時的に組織の中で働くこともあるが、そのプロジェクトが終わればリセットされる。
人間関係がうまくいかないのであれば、最悪その仕事を受けなければ良いし、関係性の良い人たちとだけ仕事をすることを意識すれば、いずれ自分の周りは仕事のしやすい環境が構築される。

自分は会社員を3年ほど経験してからフリーランスになったが、独立してから自分ひとりではどうしようもできないストレスからは完全に解放されている。

ただ、独立することで新たなストレスが生まれる。

来月仕事がない・・・という仕事への不安
さらに、いつまでひとりでやっていけるか・・・という将来への不安

会社に所属しているという後ろ盾のがないため、全て自分で道を切り開いてく必要がある。
そのために生まれるこれらのストレス。

これらのストレスは独立して実際に経験しないとなかなか想像ができないかもしれない。
独立して間もない時期は仕事が安定せず、特にこれらの不安が大きい。
これは独立すると誰もが経験するものかもしれないが、僕はこのストレスは必要なストレスだと思う。

このストレスがなければ、自分を奮い立たせることができない。
行動を起こす動機になる。

20代が終わり、30代になり、40代を目前にすると、将来への不安というストレスは常に隣にいる。

だが、常に将来への不安を感じていると、このストレスと良い関係を築くことができるようになる。

仕事が忙しい時期になると、この将来への不安が消える。
余裕が出てくると、また出てくる。

将来への不安が出てくると「何か行動を起こさなければ!」と自分を奮い立たせ、行動を起こす。

結果、仕事に繋がる。

これらのストレスは、必要なストレスだと受け入れられると、自分ひとりではどうしようもできないストレスとは違い、共に生きていくことができる。
と、僕は実感している。

僕は、生きていく中で、ある程度のストレスは必要だと思っている。
ただ、その必要なストレスは、自分ひとりでコントロールできるストレスに限る。


自分ひとりではどうしようもできないストレスは、自分に対し害でしかない。

会社に所属し、日々楽しく生きていける人がいる一方、ストレスに弱く、生きるのが辛いと思っている人もいる。

そういう人に、フリーランスという生き方を選択肢のひとつとして考えてみることは、僕は良いと思う。

ただし、覚悟が必要だ。仕事への不安、将来への不安。
これは常に付きまとう。

現実から逃げるようにフリーランスになるのではだめだ。
これらのストレスから解放される人生にするために、十分にやっていけるスキルを身につけるまで勉強し、努力する。
そして、自信がついたらフリーランスなる。

もし、ストレスに悩んで生きているのであれば、
僕は、その挑戦をする価値は、十分にあると思っている。

あなたはストレスと、どう付き合って生きていきますか。

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