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東京一極集中の崩壊を考えるオンラインアイデアソン 値上げの失敗

兵庫県の非常事態宣言も解け、
稲美町でも少しずつ外出する人も増えてきましたね。

今日は、こんな時期だからこそ、
アフターコロナに向けたアイデアを
みんなで考えようとオンライン開催していた
「オンラインアイデアソン」を3回終えての
感想と次へのステップを書こうと思います。

有料イベントにしようと思いましたが、、、
有料化はうまくいきませんでした

ちなみに、アイデアソンとは
「Ideathon:Idea と Marathon を合成した造語」で
開始前の段階でアイデアを出しあい、
それをまとめてより良いものを出すイベントです。


zoomアイデアソン1 東京一極集中の崩壊

ウィズコロナ・アフターコロナの地方を考えるオンラインアイデアソン第一回目は、
地方リーダーをお呼びした勉強会でも第一回目を務めてくださった斎藤さん

DMC星巡る旅人 代表社員 齋藤俊介
東日本大震災で被災地支援活動。コミュニティ支援の中でNPOカタリバと出会う。
カタリバの紹介で、NPO法人ETIC.の地域イノベーターアカデミーに参加。
地域おこし協力隊制度を活用した新しい働き方、新しい生き方のロールモデルとして伊那市長と直接契約。
「NPO法人二枚目の名刺×オルタナS・地域デザイナーズアワード」受賞。
(株)ボノ、(株)NTTドコモ新規事業部と地域メディア「まち冒険」に企画参加及びコーディネイト。内閣府規制緩和推進室よりヒアリング対象としての依頼を受託。地域の実情、実態を意見交換。空き家を地域産材でリノベーションし、信州大学生のシェアハウスとして活用する事業を実行。
「長野県信州の木活用モデル地域事業」に選定される。

斎藤さんから細かいデータによる東京一極集中の限界。

・インバウンドが見込めない
・オフィスは必ずしも必要でないことを大多数が実感した
・国内観光の需要アップ
・感染症から重症に至るリスクの地方の低さ

これだけでセミナーしていただけるんじゃないか。
無料でしていただいて良いのか。
という内容でした。

・雇用調整助成金が大変
・補助がいきわたっていない
・閉めるお店が出てきている
・対策が見えてこない
・飲食店はデリバリー・テイクアウトに対応

などなど他地域の現状も知ることができました。

その後、地方での活動が見直されていくのではないかということで、

・地方で何ができるか
・地方で価値が見直されるものは何か
・地方内観光の再定義

のグループに分かれ、アイデア出しをしました。
地方も業種も違う人たちでアイデアを出すので、様々な角度からの意見が出ました。

グループで出たアイデアをまとめたもの発表。
発表後の他グループからの意見でも、まだない考えが出てきたりと大いに盛り上がりました

zoomアイデアソン2 地方×教育

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ウィズコロナ・アフターコロナの地方を考えるオンラインアイデアソン第2回目も、地方リーダーをお呼びした勉強会で講師を務めてくださった前川さん

株式会社みんなの奥永源寺 代表取締役:前川真司
中学時代の山村留学で農山村の魅力に気づき、高校・大学では農業専攻。世界の農業を知るためアメリカにも渡る。
帰国後、2011年から八日市南高校で農業教員として勤務。
八日市南高校が絶滅危惧種である市の花「ムラサキ」の栽培に取り組んでいることを知り、「ムラサキ」の希少価値に感動し、地域の宝にするべきという思いを持つ。
東近江市の地域おこし協力隊の募集があり、ムラサキの栽培を本格的に行うため、教員を辞めて地域おこし協力隊に就任。
「政所茶、木地師のふるさと、鈴鹿10座、ムラサキの栽培環境」をコンテンツとして商品化し、平成29年に「株式会社みんなの奥永源寺」を設立。
ムラサキの根っこであるシコン(紫根)が、古来より染料や薬草として重宝されてきことに着目し、シコンエキスを使い、人や環境に配慮したライフスタイルを提案するオーガニックコスメを開発、商品化。

前川さんの考えるこれからの教育である「EdTechと江戸テック」
edtechとは、教育(Education)× テクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、教育にイノベーションをもたらすサービスの事です。

・海外で進むEdtech
・日本の教育の元である寺子屋

これを上手に掛け合わしていくことができないか。
最新と日本文化の融合。

今の学校システム(偏差値が高い人が偏差値の高い大学に入り、大手の企業に就職する)には、
取り残されている人が多く存在し、東京にばかり人が集まる。

障がいや学校に馴染めなく不登校になった人は、諦めることしかできない状況になっている。

この学校が休校になっている中で、オンラインで授業がおこなわれれば、何らかの事情があり学校に行くことができていなかった人にも、教育が行き届くことができる。

そして、地域で支え合ってあいけばいい。

・オンラインではできない教育
・地方で実現させるためには
・学校現場でのEdtech

のグループに分かれ、アイデア出しをしました。
地方も業種も違う人たちで、前回とも人が異なるグループでアイデアを出すので、様々な角度や全く新しい意見が出ました。

グループで出たアイデアをまとめたもの発表。
発表後の他グループからの意見へのつっこみも盛り上がり、アイデアがブラッシュアップされました。

この2回で毎回30,40名の方が来てくださったので、
有料イベントにして、
費用を除いた残りを寄付しようとしたのですが、
オンラインイベントがひしめく中で、
有料化はなかなか難しいものでした。

zoomアイデアソン3 地方×フードロス

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ウィズコロナ・アフターコロナの地方を考えるオンラインアイデアソン第3回目は、今メディアで話題の堀さん
フードバンクびわ湖メディア実績(今年の3月から)
新聞記事8回(関連記事+3回)、NHK4回、びわこ放送(30分特特集、10分特集、ニュース2回)、MBS2回、TBS2回

フードバンクびわ湖 共同代表:堀豊
滋賀県近江八幡出身 結婚12年(7歳と3歳の息子) 妻はバレリーナ(講師) 住宅のリフォーム会社、TOTO、土木会社などサラリーマン。
ブラック過ぎる仕事に疑問を抱き 37歳で脱サラ。そこから7社の建築会社の名刺を持ちフーリランスで対応し、暇になると海外に住む日本人の方に会いに 香港5回、マレーシア3回、ベトナム4回、シンガポール、中国(北京)、ハワイ3回、アメリカ(Los)、グァム2回、バリ、オーストラリア、フィンランド、エストニアへ
そこから環境に興味を持ち… 窓ガラスのコーティングの仕事を2年(営業、施工)
2018年4月一般社団法人お結び。を立ち上げた中でフードバンクびわ湖と出会い 代表理事、理事を辞めて…フードバンクびわ湖に集中。
2020年3月からの給食ロスをもらい続けて、メディアに出るようになり認知拡大。

堀さんの熱い想いがのったフードバンク琵琶湖が給食ロスを救った方法

・地域に認められるまで
・企業が協力してくれ出してから
・メディアでの反響

大変な苦労の先の給食を始めとしたフードロスを日本一食い止めた話。

中々認めてもらえず、くすねていると言われたこともあったそう

SNSでの誹謗中傷が話題となっており、もちろんそちらも目を向け、気を付けていかなければなりませんが、
SNSが現れる前と後とで、大きく自殺数は変わっていない・・・
つまり、陰湿なリアルの悪いうわさは、昔からあった、そして地方の方が根強く残っている、現実もあります。

・地域の備蓄品
・貧困支援
・フードロスのビジネス

のグループに分かれ、アイデア出しをしました。
社会人だけでなく、大学生、起業家、会社経営者など多様な参加者で、前回とも人が異なるグループでアイデアを出すので、様々な角度や全く新しい意見が出ました。

グループで出たアイデアをまとめたもの発表。
実現性、再現性に関してクリアしなければいけない課題はあっても、「不可能」ではなく動けば変えれる!と思えるアイデアになりました。

最後に zoomアイデアソンテーマ募集

的確なフィードバックくださる参加者の方々に支えられ、5月はやり切りました。

参加者の中から、テーマを提供するからアイデアを欲しいという方が数名でてきてくださいました。
ありがとうございます。

緊急事態宣言下のためリアルでできないと始めたものの、
稲美町でも全国の人と楽しく参加できたのでまだまだ続けていきたいと思います。

6月のテーマで決まっているのは以下の二つです。

・ローカル広報
・地方での鉄道利用

まだまだテーマを募集しております。

・何か地方でできないか?と考えている人
・社会問題に対して行動を起こしたい
・都会と地方を繋ぐ動きをしたい
・地方創生、地域おこしに興味がある
・地域課題を転用したビジネスの種を探しているひと
・地域支援のアイデアを求めている人

是非是非、ご連絡ください。

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