バングラのデモ、合意調達、推し化と対立

●バングラデッシュのデモ
バングラは1億7000万人もいるのかと、今更ながら驚いて読んだ。
内容を読むと、もはや内戦状態ではないかとも思える。
一旦、ムハマド・ユヌスの暫定政府になるっぽい。

首都ダッカの写真を見ると、ほぼ日本の都市部と変わらないなと思った。
15年くらい前、社会起業という言葉がよく使われていた際に、バングラはアジア最貧国のようなイメージで語られていたが、今はそんな悲壮感はなさそうな印象を抱いていた。

若い世代が、情報にアクセスできる昨今、何かしらの優遇などは許容できなくなっている。社会から完全に不平等をなくし、平準化などできるはずがないので、国内の安定化、合意調達がほんとうにむずかしい時代になったと思う。

●スポーツの推し化
お金を集めづらいマイナー競技にとっては、非常にありがたい取り組みではないか。スポーツそのものも大事だが、いかに認知を広げていくか、コート外の戦いにもなりそう。
個人でいくらでも認知を取って、お金を稼ぐことができることは、別の見方で見ると、すべてのコンテンツ作成者がライバルや敵になる。
個人の自由はすばらしいのだけど、認知や資源に限界があるゆえ、構造的にどうしても対立構造になってしまうのが、非常に大きな課題でもあると思った。

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