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私立中出身からみた公立中とのギャップ

みなさんこんにちは、Tsuburaです。
今日は私立中学校出身の私が受けた、公立中学校のギャップについてお話していこうと思います。




在学中からギャップが多かった!


学校での勉強面

たまたま通っていた塾が個人経営の塾で、公立中学生が多かったというのもあり、同級生と話しているだけでギャップしかなかったですね…。
いくつか列挙します。

① 授業進度やカリキュラムが全然違う
当たり前なんですけど、進度やカリキュラムが全く異なります。
そこまで頭のいい中学ではなかったものの、数学と英語についての進度は公立とはかなり差がありました。
中学から高校2年生までで学習を終えるカリキュラムなので、早いのは当たり前ですが…。
私たちが方程式に入ったころに、まだ正の数負の数の終わりぐらいのスピードだった気がします…。中学内容は中3の前期には終わりました。
あと数学は順番が異なっていて、教科書が代数編・幾何編と分かれており、国から支給された教科書は一度も開いていません。英語も同様です。

あとは定期テストの順位ですね。自分の順位が記載された紙が全員配られる+各科目と総合成績の上位20人の点数と順位表が各クラスにはりだされていました。
あとは成績順で習熟度別にクラスを分けたりとかですね。
公立だったらあまりないですよね。

② 学校教材の量
これも当たり前なんですけど、公立に比べて私立はえげつない量ありました。
数学と英語は使用する教科書が中高一貫用のもので、公立とは違うものになります。
もちろん、教科書が異なるので問題集も中高一貫用教科書に準じたものです。かなりの量があります。
理科と社会についても、教科書+薄い副教材+分厚い問題集の副教材という感じでした。
基本的に教科書+副教材×2ですね。

一方で、公立は教科書+薄い副教材のみで圧倒的に少ないです。
私立に行くと学校の宿題だけでかなりの量が出るため、自主的に勉強せずとも練習量をこなすことが可能です。
しかしながら公立は学校から与えられる量が少なく、個人で補う必要があります。
そのため塾、もしくは自分で教材を買う必要がでてきます。
塾までとはいかなくとも、教材は自己調達することをお勧めします。
おすすめの教材は今度記事にしようと思います。


学校での生活面

続いては学校での生活ですね。

① 授業時間が50分とは限らない&土曜日授業の可能性
たいていの中学は1コマ50分授業ですよね。
学校によっては45分~60分の間で1コマが実施されるのではないでしょうか。
また、土曜日に授業がある可能性があります。
私が通っていた中学では、授業時間は1コマ50分でしたが、第1、第3土曜日は午前授業がありました。
また、月1で大掃除があり、その日だけは授業が1コマ45分になりました。
年間の授業時間をオーバーするかと思いますが、その辺はかなり自由なのかもしれません。
もし、行きたい私立の中学がある場合は、しっかり調べることをお勧めします。

※ニュースでみましたが、2027年の新学習指導要領からは5分短縮みたいですね。


② 何かしらの宗教が絡んでいる可能性
これは悪い意味ではなく、建学の精神として宗教から来ているものがあり、教育の一環としてキリスト教、仏教、神道が用いられているということです。
特に女子校、男子校はキリスト教が多いです。
宗教色が強い学校、薄い学校いろいろあるので、事前に調べることをお勧めします。
宗教色が強くても、卒業後笑い話になったりネタとしてもっておくこともできます…友達とも仲良くなれたりもしますね。
仏教は写経があったり、神道は神社への正式参拝だったり…。
どちらも総合学習の時間を充てて実施されていたはずです。

ちなみに私は、国歌がCDではなく音楽の先生のピアノ伴奏で、全員が大声で歌ってました。
入学式でかなりの衝撃を受けたのを覚えています。


まとめ

公立と比較して私立はやっぱり学校の特色がでますよね。
授業形式や時間割、校則等かなり異なります。
行きたい学校があれば、よく調べることをお勧めします。

勉強に重きを置くのではなく、経験や体験を重視する学校もありますし、
家からの通学路で徒歩や自転車で通えるのか、電車やバスを使うのか…
給食ではなくお弁当メインになったり、保護者の皆さまの負担もかなりあると思いますので…。
毎日駅や塾の送り迎え、お弁当を作ってくれた母、学費を負担してくれた父には頭が上がりません。

みなさまの参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。

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