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『旅する認知の再構成シート』(7コラム法の記入シート)をつくってみた

少しニッチな内容ですが、認知を再構成するために使われる「7コラム法」のオリジナル記入シートをつくってみました。

7コラム法とは?

知らない人は何のこっちゃ、だと思うので説明しますと…。人間、捉え方を変えることができるんですよね。ショックなことや怒りで収集のつかないこと。うまく捉えられない出来事も、認知を変えることで捉え直すことができるかもしれない。この「7コラム法」は人の認知を再構成するためのツール。主にうつ病等の治療で使われますが、個人的に日々の思考・セルフカウンセリングに有効と思います。

こんなシートです

普通の表ですね。フォーマットは通常の7カラム法と変わらない(変えてない)ので、同じように使えると思います。
※ツールの利用は専門家のアドバイスのもとでお願いします。

コンセプトはずばり \デデン/

「思考の旅」

です。

思考と向き合うプロセスは、決して楽しいものではありませんが、辛いだけでは意味がありません。書きながら、考えながら、どこかに向けて歩みを進める「旅」のようなものだと思います。旅行ではなく。このシートは、そんなことをフワ〜っと考えながらつくりました。

少しだけ、こだわりがあるので、聞いてやってください。

ポイント1:大見出し

通常は7列だけなんですが、見出しを4つに分類していて、過去から世界を俯瞰して今の自分にたどり着く「思考の旅」をイメージしています。

「はじまり」は何か起こった状況、この旅のはじまり。辛い過去を気づきに変える旅は、ここから始まります。続いて、「あなたの世界」ここは主観と向き合う、内省的な場所です。次に「あなたとだれかの世界」ここは客観と向き合う、少し俯瞰したような場所です。そして「いま」マインドフルな今現在の気分です。

旅のはじまりに対して、おわりは用意していません。

ポイント2:色設定

見出しの色も、前述したような旅程にあわせて配色をしています。はじまりは、地中のようにほの暗いんでしょうね。自分と向き合う時間は、落ち着いた色を。客観的な思考は思い切って反転、思考を解放してください。いま、はリラックスできる黄緑を置きました。

配色はAdobe Colorで調整しました。
(かっこつけました、テキトーです。)

ポイント3:サジェスト文言

各コラムにサジェスト文言を記入しています。短文ですが、ツールが主格を持っているかのように、口語調のメッセージとして書いています。特にここに書く内容は思い込みや一般化されたような話も多いと思われ。相手がいる状況=すわなち「あなたの意見」を聞きたい、と思ってそうしました。

肝心の内容ですが、導入の事実〜主観的な部分(1.状況 / 2.気分 / 3.自動思考)は迷ったり向き合いにくかったりするので、機械的に書いてもらえるよう指示語で書いてます。客観的な部分(4.根拠 / 5.反証 / 6.適応的思考)は導入に比べて、徐々に「やってみてください」「どんなものでしょうか?」と思考を求めていくような言葉で書いています。いまに対しては、何か変わったことがないか聞いています。

* * *

この人となら、向き合いたくない出来事にも向き合えるでしょうか..?無理にポジティブにならず、長い旅の、お供の1人になりたいな。と思って、PDFとパワーポイント形式で配布してみます。

もし興味を持ったり、試してくれる人がいたらうれしいです。それでは、よい旅を!

後述

簡単なものですが、こういうツール、個人的に合間みて作りたいと思っています。自分は医療関係者ではないですが、何かしら仕組みを通じて、個人の力をうまく活かせるようにできたらいいな、と思っています。

ゆくゆくセルフワークとして、グループで認知行動療法(CBT)を実現するサービスを作りたいな、なんて思っています。思ってるだけかもしれません。

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もし、サポートいただけるほどの何かが与えられるなら、近い分野で思索にふけり、また違う何かを書いてみたいと思います。

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スタートアップのUI・UXデザイナー/HCD専門家、日常ズボラーのIT土方です。感じたこととその反証を、雑なコラムやエッセイとして書き留めてます。主成分は表現と認知心理/メンタルヘルスケア/要求工学/IA/言葉。何か触れるところあったなら嬉しいです。