表現と認知の個人的な考察

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聴き手の姿勢と思考態度

誰かの話を聞くとき。たとえば友達や家族の話、同僚の話、クライアントの話を聞くとき、どういう聴き方ができるんだろう?と考える。できるなら、話し手の言いたいことをうまく聴き出したい。普段の自戒と知りたい気持ちで、ラフに書き出してみたい。 聴き手は何に向き合おう? 「分かってくれている…

良い『報告』は良い場所をつくる(たぶん)

報告って、言わずもがな、コミュニケーションの重要なひとつです。プライベートからビジネスまで、日常生活でたくさんの報告をすると思います。 「<報>いる(た)ことを<告>げる」でいいのかな? 地味なようで、相手にも、自分にも、それぞれの観点から大切にしたい理由があったりします。 単な…

「そもそも」アレルギー

「そもそも」という言葉をよく聞く。 以前に比べて、よく聞くようになった、ような気がする。首相がやたらめったら言ってたのも、記憶に新しい。 これも情報環境が変わって、誰もがスマホを持ってから、言う人が増えたように感じる。いや、そんなデータはどこにもないんだけど。この「そもそも」が、…

会話の「齟齬」を解決するために、どんな言葉使いや気持ちでいたらいい?

「齟齬がありました。」 こんな言葉を至るところで耳にする。自分もたくさん言う。仕事で打ち合わせなんかしていたら、齟齬はつきもの。だけど、私たちはこの齟齬というやつがいったい何かを解き明かし、どうにかするために足掻く。アタリマエで避けようがないそいつと、今なりに向き合っていく必要が…

「同感」と「共感」。言葉のすれ違い。

いま話している相手と、勝手につながったつもりになっている。知ったつもりになっている。 人の心のうちなんて人の勝手。だから、思い込みや取り違いは生じるし、態度や行動で確かめ合う。コンサルの基本みたいな話だけど、SNS上でも思い込みや取り違いをして、それに気づかないこともよくある。 い…

「優しい沈黙」と「厳しい沈黙」のデザイン考

ユーザーリサーチの本を読んでいたら、インタビューの「沈黙」について触れられていた。 沈黙は大事だ。沈黙が沈黙じゃない時間をつれてくる。沈黙は対人心理的にもいろいろな色があり、人との関わりに影響する(といろいろな機会で習ったつもりだ)。 これもデザインと呼ぶべきか知らないが、何かし…

新しい場所に、しなやかに順応するために

春はいろんなことが始まる季節。新しい出会いもある。出会いって、はじめが肝心というものの、仲良くなることにがんばりすぎたり、がんばらなくても一方的だったり、自分の檻の中でしか考えてなかったり。 相手に困られたり、距離を置かれたりしないか不安になる。そんな人は、成人も含めて少なくない…

他者への恐れと閉じたチームワーク

小さい頃の話、幼児期の髪型(パッツンなボブ)から、いかにも少年な刈り上げにするのが嫌だった。散髪を嫌がるその度に、親から「誰も見てないよ」と言われた。 仕事でも家事でも介護でも遊びでも、複数人が関わるチームワークがうまくいかない理由を考えているとき、このエピソードと心理状況を思い…

認知の歪みを分かりやすくしたい(1)

心理学のなかでモノゴトがうまく捉えられないことを「認知の歪み」という。自分の思った通りにならない。聞いてたのと違う。誰からも理解されない。不適応な認知は、周囲と様々なコミュニケーション不全をひきおこし、続く場合は身心に支障をきたす。 自分は専門家でも何でもないが、当事者、あるいは…