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近江縮と小千谷縮の着心地の違い

先日小千谷縮だと書かれて買った麻の反物から仕立てた単をきた時
めちゃ裾捌きが悪く歩きにくいと感じました。

これは麻の着物合わないかも
そう思っていたのですが。

近江縮の本麻の反物で仕立て単を
こないだ着たところ

とんでもなく着やすい
めちゃ早歩きしたのにもつれない
引っかからない。

同じ麻の着物かな?と思うほどに
裾捌きというか布の摩擦に違いがありました。

小千谷の単の反物は長襦袢しか触ったことないので
私がメルカリで買った反物は小千谷じゃないかもしれません。

近江と小千谷と何が違うねんと言われると
正しく比べられないのでわかりませんが
近江縮は着物を着慣れている人にとっては
とても動きやすいと思われます。

襦袢も着ずに浴衣としてきたのですが
なんと軽くて涼しいことか。

近江縮の素晴らしさ
麻の通気性に感動したほど。

浴衣は有松一択でしょ!って思ってましたが
麻の涼しさはダントツでした。

日常生活の動きに耐えうる具合でいくと
綿麻の新之助上布がトップなんです。

有松は涼しいけれど
生地が薄いので縫い目や擦れが気になるところ。

麻は天然素材ゆえの繊維のオレ(つまりシワ)
が取れにくいので立ったり座ったりには向かない。

お出かけの時は
麻の浴衣⇨有松

おうちにいるときは
新之助上布⇨有松

という感じかな。

夏夏しい麻の近江縮があるので
今手をつけてる新之助上布の単が終わったら作ろうかな。

月に1着ずーっとバチえりの人絵を作り続けているが
まだまだ苦手なところもあり、気づくこともあり
手を動かして数を重ねて見えることがありますね。

ひろえりに手を出せるように
頑張らねば。

とにかく
麻の通気性は最高!

将来的に大人の着物と身体についてまとめたものを作りたいと思っています。サポートいただけたら嬉しいです!