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着物で暮らす

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2020年12月の記事一覧

結城紬で雪の日に外出したレポ

結城紬で雪の日に外出したレポ

雪が降り
うっすら雪が積もる
近々に冷え込んだ朝

結城紬の本気が知りたいと
外出してきた話。

着物ってほんまに寒くないのか?
という事が気になってる方の
お役に立てるかもしれませぬ。

結城紬の出身環境結城紬が生まれたところ
茨城県結城市

ここの気温は

結城市では、夏は短く、暖かく、蒸し、湿度が高く、ほぼ曇り、冬は非常に寒く、ほぼ晴れです。 1 年を通して、気温は -3°Cから 31°Cに

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着物で大掃除はできるのか?

着物で大掃除はできるのか?

よく動いたり、確実に汚れるときは
洋服に着替えていたのですが
大掃除を着物で出来ないものかと。

どうしても一日一度は着物が着たい
変態的着物好きの一日です。

大掃除にふさわしい恰好とは汚れと寒さと動きやすさに対策された服
というのが大掃除にふさわしい恰好。

着物の場合
いつも通りに着つけると
確実にどの素材を着てもうまくいかないと思い

パーカー
ヒートテック上下
遠州木綿の着物
合皮の半幅

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普段着物こそマイサイズが良い理由

普段着物こそマイサイズが良い理由

着物生活を始めたとき
普段着物だから
汚れるから

だからサイズは多少合わなくていいと思ってました。

それが着物生活2年目になり
考え方が変わってきた話。

リサイクルバンザイだった頃ポリの着物から入り
寒さで絹に変えた一年目の冬

メルカリやヤフオクで
正絹の着物が安く出てに入るという事が
パラダイスでした。

自分のサイズもよくわかっていなかったので
だいたいこれくらいという数字を目安に購入

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冬の木綿はどうなのか?

冬の木綿はどうなのか?

浴衣の季節が8月に終わり
9月に着て以降しばらく着てなかった木綿の着物。

雨模様の朝
手に取った遠州木綿で過ごした感想です。

洗える着物で普段を過ごしてみたいという方の
お役に立てるかもしれません、という話。

木綿にもいろいろある一言に木綿の着物といっても
産地によって特徴が違うのです。

私が知っているのは

近江のしじら
遠州木綿に
伊勢木綿
片貝木綿
久留米絣

上から順に厚みが増す

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着物の先生にはわからない

着物の先生にはわからない

普段着物、暮らし着物と
ハレの着物やお出かけ着物は違います。

着物の先生は綺麗な着姿へと導くお仕事
今まで気づけなかった違和感がクリアになった話。

着物の先生は着物を着てないこれ、知った時に衝撃でした。
着物の先生は着物を着て過ごされてると思ってたのね。

私自身着物を着てると
「着物の先生されてるんですか?」って聞かれるので
常着物を着てる人は着物の先生というイメージは強いのかも。

ご縁あ

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普段着物の裾位置の決め方

普段着物の裾位置の決め方

着物の裾
着付けでとても重要なポイント

足袋が見えない長さ
となんかで見た記憶があるけど
そこにしっくりきてなくて。

裾の位置をどうやって決めてるのか
というはなし。

フォーマルと普段着私が浴衣の着付けを習ったときに言われたのは
合わせるときに床につくかつかへんかくらい
ってやつ。

なんでなのか、どうしてなのか
そこにどんな意味があるのかわからないまま
そういうもんだと受け止めておりまして

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着物の温かさを決めるもの

着物の温かさを決めるもの

個人的感覚なところや
体感の違いは大きくありますが
着物を温かいと感じるのはこれじゃないかなって思った話。

人は見えるものに引っ張られる着物だから何でも暖かいのかというと
そうじゃない。

素材や着合わせで
体感温度に雲泥の差が生まれる。

着物暖かいって感じる最たる部分

これ、見た目なんじゃないかと。

・何枚に重ねてい要ることがそれとなく見える着付け

・体に巻き付けている布を帯をまいて止

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極妻やといわれることについて思うこと

極妻やといわれることについて思うこと

着物でいると
色んなことを言われます。

そういう出来事に
着物愛溢れる私は
どう感じているのかという話。

よく言われる言葉よく言われる言葉をあげると

極妻
姐(あね)さん
姉御
姉(ねえ)さん
師匠

これらはまだいいほう
いい方なんです、私にとって。

単純な脳内イメージで
相手のことをよくもみずに
反射的に出る言葉だと思ってるので。

ぶっちゃけ
どうでもいい

ほんとどうでもいい

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ヒートテックよりこれがいい

ヒートテックよりこれがいい

着物のインナーは何がいいのか?
機能性肌着はイケてるのか。

私の体感と感覚に基づく話。

プロの意見呉服関係の方が
最近いい下着が多いから
長着は木綿でも十分いける

みたいなことをおっしゃっていて。

そういえば私も
呉服屋さんやデザイナーさんに

「最近どこ行っても中はあったかいし
イロイロ下に着ればいいから冬でも単衣でいけるで」

といわれたんだという事を思い出したのです。

売るための口

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木綿着物が苦手な理由

木綿着物が苦手な理由

あくまでも
正絹が好きすぎる女が
木綿着物に感じていることで
一般的なこととは違うかもしれません。

どうやったら
木綿着物を取り入れていけるのか
模索しているという話。

ここが苦手・膝が伸びる

・おしりの布が伸びる

・ストライプがゆがむ

・裾さばきが悪い

・布が身体に沿わない

・美しいドレープがでない

・かわいい、ほっこりになりがち

・アガらない

かな

ジーンズもそうだけど

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寒さ対策もほどほどに

寒さ対策もほどほどに

いつもより寒いところに出かけるので
あれこれしすぎて後悔しました。

寒さ対策よりも
自分の特徴を知っておくほうがいいなという話です

あれこれなめていた京都市から石川県へいくのに
同じくらいの気温でも寒いはずだと決めつけた
そこが間違ってたんです。

寒いんだったら―と

・晒の肌襦袢→ダブルガーゼの肌襦袢に

・裾除け→レギンス

・補正パッド→パイル地のタオル

雨が降る予報もあったので

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天候不良時の着物の選択

天候不良時の着物の選択

天候不良予報時の着物の選び方

着物が普段着で
仕事着でもあるので
出張の時にももちろん着物

行先の天候が不安定ということは
よくあります。

降るのか降らないのか
ちょっと微妙という天候時
どんな着物を選んでいるのかという話。

私が困るポイント正絹の着物を愛する女

濡れてもいい着物なんて
あるはずがない(笑)

大島紬は雨に強いといわれようと
雨にぬらしてもいいと思える程度の
正絹の着物は

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着物と洋服どっちがいいのか?

着物と洋服どっちがいいのか?

朝から着物が基本
特別な事情がなければ
ほぼ着物で過ごしてます。

その特別な事情
洋服のほうがいい時に
着替えて感じることがあります。

着物を着る人が考える
着物と洋服どっちがいいのかという話。

洋服が寒い理由現在12月頭
冬です、京都です、寒いです。

着物から洋服に着替えて
まず感じるのは、頼りないってこと。

そして外に出て感じるのは
寒い…

仕方ないんです
重ねてる枚数が違いますか

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