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時間を食べるパワポ怪獣 ~資料作成の個人的まとめ~


君はプレゼンはうまいけどプレゼン資料は滅茶苦茶!


恥ずかしながら、つい最近まで指摘されていたことです。今では気を付けているのですが、思い付きをそのまま資料にして、プレゼンを受ける側がポカンとするケースが多々ありました。

大学時代に演劇をやっていたこともあり、人前で話すことは割と好きな方でその場の雰囲気とかアドリブで乗り切ってきた人生でした。そんなアドリブプレゼンはビジネスでは通用しません。

通用しないと分かっていても気が付けばすぐにアドリブ資料になってしまいます。今回はその自戒を込めて自分に課した資料作りのコツをログに残しておこうと思います。


パワポ作業は恐ろしいほど時間を奪われる


会社で受けた講義で記憶に残っているのはこの言葉です。言葉だけみるとパワポという名の怪獣が時間をバクバク食べている画をイメージするのは私だけでしょうか?

突然PCを開いてパワポを開いてもいいアイデアが浮かぶわけではありません、なぜか?

そこにアイデアがないからです。

アイデアがないのにパワポに書き出せば、やる作業は書体やサイズにこだわるだけです、あと色。そしてその作業はだいたい夕方から夜にかけてやってしまいます。

なのでアイデア出しは紙に限ります。スマホのメモでもいいですが、紙に向かってつらつらと書くことで頭の整理になる。頭にある情報をまず整理するには紙に書き出すのが一番。

私の紙書き作業は以下

1.紙に書き出す、ひとまず思ったことをつらつらと黒字で。
2.その書いた黒文字を青や赤文字でチェック、波線を書いたり丸で囲ったりしてみる。
3.青や赤字でチェックした言葉を箇条書きにして改めてまとめる。
4.箇条書きしたポイントを順番に並べて構成づくり
5.各構成の題名や内容をざっくり書く、あくまで要素に留める
6.各ページの要素を図にしたり、矢印をつけて図解化

紙上でこれをやればパワポ怪獣に時間を食べられることはありません。


ブレストとアウトプットは違う


私がすぐに思い付きを資料化してしまう理由にアイデア出しとアウトプットを一緒にしてしまっているのもあります。メンバーが何もないところ始めるブレストであればノープランでアイデア出しをすればいいですが、ひとを説得するためのアウトプットであればそれは許されません。当たり前なのに分かっていない自分を恨みたい気分です

アウトプットのアイデアだけでひとは納得しない

最近は「ストーリー」とも言いますが、ストーリーにするためにはロジカルであることが必要です。そのアイデア・解決に至った経緯は過去のデータ、つまり歴史が必要です。差別化を伝えるために他が何をやっているか、強みを活かすためにも他と比較する情報が説得を引き出すことができます。ただのappendixの事例紹介にならないためにも説得材料としてそれぞれのメリット・デメリットを提示すると尚良いでしょう。

そんなことをまとめようと思っていたら、超絶丁寧にまとまっている資料がSNSでシェアされていました。私はこれで再復習しようと思います。



アタマとカラダで理解するため、引き続き教訓はnoteに定期的にまとめていこうと思います。良かったらフォローしてくださいね。


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