読者目線で書くとブログはもっと楽しくなる。


「若かりし頃の共有」という娯楽時間


昨日、大学時代の友人とオンライン飲み会をした。土曜夜とはいえ、21時の開始で25時終了、4時間も喋っていたことになる。話はほぼ大学時代の恋バナに終始した感もあるが(笑)、「若かりし頃」を共有するのは今、気軽に手に入る娯楽なのかもしれない。

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ちなみに↑の画像は私が毎回オンライン飲み会前に作るタイトルバック、別に頼まれてやってるわけではないけど、せっかく集まる会をなるなら企画っぽくすることで期待感を演出できるのではないかと思っている。自己満足だけどまずは自分自身が楽しむのが大事。

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プロとして教えてください!


そんなオンライン飲み会の翌日、大学の後輩からこんなメッセージがきた。

プロからのアドバイスを教えてください

もちろん恋の話ではない。その後輩によるとブログを始めたらしく、そのブログをもっと良くしたいのでプロ目線のアドバイスをしてほしいとのことだった。後輩からのお願いを無下にするわけにはいかない。

その後つらつらと会話をした内容をまとめてみる。ひとに説明すると案外自分でも気づいていなかった発見もあったし。

ちなみに後輩の言うプロは私が「広告のプロ」としての相談で、私はブロガー(フォロワーが多いとかアフェリエイトで稼いでいる等)ではないのであしからず。また相談されたブログは資格取得を目的とした割と固めの内容。

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読者を想像してみる


ブログに限らず、人に何かを伝えるときは相手がどういう状況かを想像するのが大事。読者はスマホなのか、パソコンなのか。スマホなら通勤途中の電車内、ランチをしながら、はたまた寝る前なのか。パソコンなら仕事で調べものの最中なのかとか。

つまりデバイスの仮説を立ててみるとシチュエーションはなんとなく想像できてくる。

スマホで読むなら、その情報量(=文字量)は最適なのか。1分で読める文字量は800文字くらいと言われている。仮に1万字ある文章ならば、指で何回スクロールしないといけないか想像してみると良い。これが小説のような物語ならばそれくらいの文量でも良いかもしれない、ただし物語の面白さでスクロールの煩わしさを補えればの話だ。

仮に1万字の内容ならば、何回かのシリーズに分けることをおススメする。シリーズ内の記事で最も読まれたブログは読者が必要とする情報なのだろう。反応の良い記事をもっと膨らませて違うシリーズを新たに作ればいい。読者の反応を見ながら記事を改善できるのがブログのいいところなのだ。

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自分が気持ちよく書ける量と読者が求める文量は違う


私個人は1記事あたり1,000~3,000文字を目安にしている。これはあくまでnoteで書く際の感覚だが、1,000文字以下だとTwitterと大して変わらない、自分の言いたいことがまとまる文量ではない。

3,000文字以上=読了まで4,5分程度だとスマホで読む際、特に電車で読むを想定すると長すぎると思う。だいたい2,3駅通過する時間で読了したいボリューム感をブログには求める、あくまで自分が読者だった場合だ。

自分が書いているうちに調子が良くなって書きまくって公開!は意外と書き手が陥るパターン。自己満足して読者が置いてけぼりになっていないかはアクセス数やSNSでの反応を見れば明らかなのでその採点基準(主にはアクセス数)は常にウォッチすることが必要。


文量以外に大事なのは行間


私は去年くらいまで、1行ごとにいちいち行間を空けていたが、最近は塊で文章を構成するようにしている。段落はだいたい3-8行くらいが目安。この内容を1行ごとに行間を空けるとこうなる


私は1時期、1行ごとに行間を空けていたが

ここ最近は塊で文章を構成するようにしている。

段落はだいたい3,4行くらいが目安。

この内容を1行ごとに行間を空けるとこうなる。


大した内容でもないのに、行間を空けたことで読者の指の1スクロールを無駄にしている!と想像すれば塊にした方がいい。芸能人が書いているランチブログとかお手軽に読んでもらいたい内容であれば行間を空けるのは良い、あと最後にオチを付けたい場合とかの演出としてはあり。

しっかり内容を読んでもらたい、伝えたいのであれば段落にしてまとめるのが定石だと思います。


スマホで読んでもらうならシンプルイズベスト


今回はスマホで読んでもらうことを想定しましたが、(この記事が好評ならPCでの読まれ方も書いてみます)最後に伝えたいのはシンプルイズベスト

私はときどきFacebookで独り言のような1000文字程度のテキストのみの投稿をします。まとまりがないからこそFacebookで整理されかけの文章を書くと結構頭の体操にもなる。だいたい電車の中で思いついてパパっと書くのですが案外その投稿が写真よりも「いいね!」が多かったりするのです。

最近その投稿を読んでくれた友だち(その方は私の妻のママ友)から聞いたのは「ツボイさんのFacebookの文章いいですね」という感想だ。写真+テキストよりもテキストだけの方が案外伝わったりするのだ。(もちろんそのママ友とは恋バナに発展していませんww)

なのでブログも極力画像やイラストに頼らない方が得策だと思います。使うとしても自分が持っているオリジナル画像がベター。よく見かけるイラストの画像で段落の切り替えをするよりも、そのまま文字を続けた方が集中して読めるのではないでしょうか。

特にどこかで見たことのあるイラストは記事自体の価値を下げてしまっているような気がします。汎用性のあるイラストを使うくらいなら自身がスマホで撮った風景写真や子どもの後ろ姿などを挿入した方が書き手のオリジナリティが出るのでないでしょうか。

定型のイラストは文章も定型文になってしまう嫌いがあります。画像やイラストひとつとってもそれをスクロールする読者のことを思い浮かべてみると良いでしょう。


まとめで読後感を演出「おつかれさまでした」


そんなわけで最後にまとめます。このまとめも結構大事、読後感を演出できます。そして読んでもらった感謝も忘れずに!ということで最後まで読んで頂きありがとうございます!!!

・読者のシーンを想像してみる、スマホならスクロールさせ過ぎていないか
・書き手の自己満足に陥っていないか、アクセス数で常にチェック
・行間や画像の使い方、普段の文章構成を疑ってみる
・自身のSNSで反応がいい投稿をブログに活かしてみる


最後に私が書いた記事で割と話題になったものを紹介します。文字量や段落、まとめ方は今でも自分で読んで良かった点・改善点の参考にしています。自分の書いた記事を何度も読者目線で読み続けることも大事。読者である自分自身を納得させる記事をこれからも書きたいものです。



※本記事のタイトル画像のみnoteのイラスト画像集から使っています。1点だけの使用で且つ文中には入れてないということでご容赦ください。ちなみにこの記事は約2,800文字でした。読みやすい文量でしたでしょうか?

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