noteでどんな記事書くと利益が最大になるか考えてみた

理人「なるほど、こうすれば良いのか」

そくら「理人君どうしたの?」

理人「コトラーって人の、競争地位戦略についての文章を読んでたんだけど、noteで書く内容をどう決めたら良いかを考えることのできる内容だったよ」

そくら「どんな風に内容を決めるの?」

理人「まずnoterには四種類の人間がいるって考えるんだ。1種類目がトップを走る『リーダー』。2種類目が2位以下だけど上位層の『チャレンジャー』。3種類目が読者層や内容をマニアックに設定している『ニッチャー』。4種類目がそれ以外の中位から下位の『フォロワー』。これら四種類の人間の種類に応じて、効果的な書く内容が決まってくるんだよ」

そくら「具体的にはどんな内容を書けばいいの?」

理人「まず1種類目のリーダーだけど、noteでいうとイケダハヤトさんみたいなnoteで何百万円も稼ぐトッププレイヤーのことを指すんだ。彼らのようなプレイヤーが書く内容で効果的なのは『フルライン』戦略といって、品種(ネタの種類)や価格帯(値段の範囲)を幅広く品揃えする戦略だ。

なぜこれが効果的なのかというと、通常トッププレイヤーは強力な商品販売網(チャネル、noteでフォロワーがいっぱいいること)や、商品開発力を持っているからなんだ。商品開発力についてはイケダハヤトさんでいうと、中学校から書き続けてきたという高い文章力に加え、自身の人脈を活かした他の人の記事をのっけるということなどで商品開発力を維持している。だから最近性的マイノリティの人の記事をのっけて書いていたけど、あれなんかも品種を増やして読者を満足させるために有効な戦略だと思う。ただnoteはタイムラインで動いてるからあまりマイノリティの記事ばかりのせてたら、マジョリティが満足しなくなるかもしれないけど。

イケダハヤトさんが今後狙ってくべき戦略としては、今やってる人脈を活かしたコラボ記事の量産に加えて、せっかくどの価格帯にも買う人が、フォロワーとしているのだから、価格帯をもっとはっきりと松竹梅みたいな感じで打ち出して、機会損失を避けて利益を最大化することだろうね。例えば松の商品として月5000円の月額課金のサウンドノート作るとか。

これを商品開発力のない下位の人がやろうとしても、松竹梅のどれもが中途半端に薄まっちゃって、読者に魅力のない商品になる。商品開発力が低いから少ししか記事書けないのに。しかも松の人が多いのか竹の人が多いのか、梅の人が多いのかわからないのにどれかの記事を書いてしまえば、梅の安い記事が欲しい人が多いのに松の高い記事を書いてしまうという、ニーズに合わない無駄が生まれてしまう。

高い商品開発力を使って品種を増やすのも、安い価格帯を好む人も高い価格帯でも大丈夫な人もまんべんなく沢山いる人たちに向かって価格帯を増やすのも、トッププレイヤーのイケダハヤトさんだから出来る戦略だ。あと市場の大きさが自分の利益の大きさに直結するのがトッププレイヤーだから、noteに人を呼び込むことを積極的にやっていくと自分の利益も大きくなる。

また、競合する他の人が優れた記事を書いてきた場合、すぐに似たような記事を展開すれば、すでにnoteで獲得しているフォロワーからの信頼によるブランド力や、高い商品開発生産力で、優位に立てる。ただし価格競争がはじまってしまうと、note全体で得られる利益が落ちて、もっとも利益を得ていたトッププレイヤーは利益をもっとも損失してしまうので、あくまで優位にたって差別化出来る状態で記事を書いて、価格競争をしないようにしなければならないんだ。全く同じような記事の場合、値段のみで買われるかどうかが決められやすくなるから。値下げしたもん勝ちなんだけどnote業界全体の利益は下がるみたいな。

またお金や時間がかかる記事が多くなるから、丁寧にどれが儲かってどれは儲からないからやめるってことをしていかないとロスが増える」

そくら「なるほどー。こんなにやるべきことが見えてくるなんてコトラーのこのフレームワークはすごいね。『リーダー』がやるべきことはわかったけど、じゃあ私たちみたいな、あまり売れてないnoterはどうすればいいの?」

理人「まあそれは後のお楽しみで。まず2種類目の上位層をしめるチャレンジャーについて話すよ。チャレンジャーはnoteでいえばはあちゅうさんやumekiさんみたいなトッププレイヤーではないけどトップに追いつける位置にいるプレイヤーのことだ。彼らのようなnoteで何十万と稼ぐプレイヤーに効果的な戦略は『差別化戦略』や『シェア強奪戦略』だ。差別化戦略というのはイケダハヤトさんのようなトッププレイヤーがまだ強化していない分野に注力して差別化する戦略だ。umekiさんが1万円の記事を書いていたけど、あれなんかが分かりやすい差別化の例だ。また3000円の記事を多く書くこととかもトッププレイヤーとの差別化になっている。はあちゅうさんは食べ物について詳しい情報を書いてるみたいだけど、これも差別化だね」

そくら「シェア強奪戦略ってのはどんな戦略?」

理人「商品開発力で比較的高いクオリティを持っているチャレンジャーが、それ以下の下位の人たちの読者を奪って、下位の人たちに払われるはずだったお金を、より品質の良い商品を提供出来るチャレンジャーが奪うって戦略。noteでいうと、下位のnoterのフォロワーをチャレンジャーがフォローして、フォロワーにフォロー返しさせて、フォロワーを奪うこととかが考えられるね」

そくら「うわーえげつない戦略だね」

理人「まあね。さあ次はおまちかね、俺達あまりnoteで儲かってない人がとる戦略の一つ『ニッチャー』の戦略だよ」

記事クオリティ
★★★★

第一話完

第二話

noteで唯一の存在になって価格決定権を握るための二つの戦略|tsubobo|note(ノート)https://note.mu/tsubobo/n/na0e08c41d931

第三話

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