Sundia(サンディア)　詩

つまらない
つまりは
続きがない

詩を書いても
ゲームを作っても
スマートスピーカーを
考えても
満たされない
手応えがない

称賛が欲しいか？
白いコーデュロイの
シャツを着て
強烈な刺激を
求めているのか

金が欲しいか
茶トラの猫が
ふとんの中で
眠るように、
絶対的な安心が
欲しいのか

心に
重低音を鳴らす
ベースのような
ジプレキサだけじゃ
満足できないというのか

エレキのような
刺激的な表現が
足りない
エビリファイをくれ

ボーカルのような
祈りの声で
ただひたすらに
ウエを目指す
頓服なだけに
劇的な効果があるらしい
リスペリドンは
おおぼらふきか
救世主か

リズムを刻み
うなりほえる
ドラムのような
デパケンRevolutionで
軽装の軽躁を
楽しましてくれよ

のどがかわいた
あらゆるものに
飢えている心に
何を足せば
満たされると
いうのか

恋さえも
仕事さえも
趣味さえも
宗教さえも
向精神薬(こうせいしんやく)
の一つの形態なのか

走る焦燥感
イライラ欠乏感

いったい全体
救いとやらは
どのあたりの
選択肢にあるんだ

詩の刀を
天高く突き上げて
空を力尽きるまで
切り裂くことで
満たされろというのか

詩の刀を
音楽のオーラを
まとわせて
詠唱すれば

新時代の
祈りに変わるとでも
言うのか

俺の願いを
叶えてくれるとでも
いうのか

詩の刀を
ふるうことが
自身と世界の
救済に
繋がるのか

金がほしい
金だ
金をよこせ
心に巣食う
この魔物を
詩の刀で
貫くことは
可能なのか

やれるもんなら
やってみろよ
モンスターがほえる

英雄は
日本刀を大上段に構え
静かにただ一つの
真理を繰り返す

今回もモンスターが勝つのか
今回はヒーローが勝つのか
観客はあなただ。

ゲームカフェを経営する
それは当分先にならないと
実現しない

ジュエリーを作る
それはどこでもできる
ことではないから
やりたいことではない
習得もめんどくさい

英雄の剣は
魔物の爪にはじきかえされる

さあ

今回もモンスタークローが
ヒーローを貫くのか

お前など何をやっても
才能がないのだ

人である以上
何かしらの資質はある
それを活かすことができれば
才能は開花するはずだ

どうやって資質を活かすのだ？
なんの表現で生きていくかも
定まらないお前に
開花する資質など
本当にあるのか

詩、
写真、
ジュエリー、
朗読、
ゲーム、
スマートスピーカー、

俺という存在の
フルコースで
一つの芸術を
作って見せる

何一つとして
無駄なものはなかった
活の法門に
活かせないものはない

今は例え暗い黎明の時でも
心には太陽が輝いている

必ず勝つ

そう信じ
一歩一歩歩む私の人生には
常に
勝利の凱歌が響き渡っている

常勝の鐘は鳴る
信じ抜く魂の内で

力強い生命力は
強く生きようとする信念は
常勝の刀となり
魔物を打ち倒すのだ

英雄の必殺の連撃に
深い傷をおった
モンスターは
闇の中に消えていった

ヒーローは黎明に向かい
世界の真理を唱え奉(となえたてまつ)る

ついに
朝が来たのだ

英雄は魂に輝く
太陽のダイヤモンドを
ついに手にいれたのだ

今日より
永遠に輝き続ける
勇気の宝石
無限の力を
手にいれたのだ

再び
試練の嵐にみまわれても
晴天を呼ぶ力で
生き生きと生き抜けと
叫ぶ力で
勝利することができるだろう

さあ
いよいよこれから
新しい時代を創る
人生がはじまる

くよくよするな
前を向け

ただそれだけを
可能にすることが
昨日とは違う次元に
連れていくだろう

前へ
前へ

前進
前進！！