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仕事の経験をストック化する方法

今回は、仕事術とビジネスキャリアについてです。

この記事でわかること

経験をストック化する重要性と意味合い

仕事での経験をストック化する方法 (3つ) 
1. 理論と実践の往復
2. アナロジー思考での横展開
3. 振り返り時間の固定

この記事で書いているのは、仕事での経験をストック化する方法です。

記事の前半ではストック化する重要性について、後半は具体的な方法を3つご紹介しています。

ぜひ最後まで読んでいただき、お仕事での参考になればうれしいです。

経験をストック化する重要性と意味合い

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具体的な方法をご紹介する前に、ストック化の重要性と意味合いについてです。

ここで言っているストック化とは、自分が仕事でやったことを振り返り、「自分の型」 や 「スキル」 として蓄積することです。

経験したことを体系化してストックしておけば次に活かせるだけではなく、会社の外でも通用する自分の汎用的なスキルとして持っておけます。

仕事の意味合いをいくつかの視点で言語化します。自分にとって、組織や会社にとって、そしてお客や世の中にとってです。

では仕事でやったことをストック化するためには、どうすればいいでしょうか?

仕事での経験をストック化する方法 (3つ) 

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この記事でご紹介するのは次の3つの方法です。

仕事での経験をストック化する方法
・理論と実践の往復
・アナロジー思考での横展開
・振り返り時間の固定

では、それぞれについて順番に見ていきましょう。

[方法 1] 理論と実践の往復

1つ目の方法は、理論と実践の繰り返しです。

フレームワークや本で書いてあったことの理論を自分の仕事で使ってみます。これが 「理論から実践」 です。

もう1つの 「実践から理論」 は仕事で経験したことを、既にある理論に当てはめてみます。例えば自分が知っているフレームワークに適用します。もし無ければ自分で理論をつくってしまいます。

理論と実践の両方の行き来が大事です。

理論だけでは頭でっかちになり、批評家や野党思考です。実践だけでは体系立てたストックがされません。理論と実践を往復することによってストック化をしていきます

[方法 2] アナロジー思考での横展開

2つ目の方法が具体と抽象からの横展開です。

仕事でやったこと (具体) を一度抽象化します。次に抽象化したことを他のことに当てはめてみます (横展開) 。例えば、別の仕事で使ってみる、副業として社外の活動で試してみます。

ポイントは具体からそのまま横滑りで別の具体にするのではなく、一度抽象化することです。具体からの抽象と横展開によって、体験や知識がストックされます

20200131_具体と抽象から横展開へ

[方法 3] 振り返り時間の固定

仕事での経験をストック化するためには、ここまで見てきた 「理論と実践の往復」 や 「アナロジー思考での横展開」 を日頃から意識してやり続けます。

そして意識しているだけではなく、時間を取ってストック化するための振り返りをします。あらかじめスケジュール内に振り返り時間をブロックしておくといいです。

私は夜に時間を取っています。具体的にやっているのは、その日の仕事や本で読んだことなどの中から1つ選び、ストック化ためにノートに書き出しています。時間にして20分から30分くらいです。

ストック化するネタがすぐに思いつかなくても、一日の中から何か1つは必ず絞り出すようにしています。毎日固定して続けることによって、ストック化が習慣になります

まとめ

今回は仕事での経験をストック化する方法について取り上げました。

最後に記事のまとめです。

経験をストック化する重要性と意味合い
・仕事で行ったことを振り返り自分の方やスキルとして蓄積する
・ストックしておけば次に活かせるだけではなく、会社の外でも通用する自分の汎用的なスキルとして持っておける
仕事での経験をストック化する方法
・理論と実践の往復 (理論を使ってみる, 経験を理論化する) 
・アナロジー思考での横展開 (具体を抽象化し別のところで活用) 
・振り返り時間の固定 (ストック化する仕組みをつくる) 

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