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2020年代のこの10年も変わらないマーケティングの本質

今回は、マーケティングについてです。

この記事でわかること

・マーケティングで大切なこととは?
・10年先も変わらないマーケティングの本質とは?

こんな疑問に答える内容を書きました。

この記事でわかるのは、マーケティングで大切なことです。

2020年代の10年も変わらないマーケティングの本質は何かを掘り下げています。

ぜひ記事を最後まで読んでいただき、お仕事での参考にしてみてください。

マーケティングで大切なこと (5つ) 

2020年になって、最初の1年の半分弱が過ぎました。

2010年代という10年のスパンで見た時に、世の中は大きく変わるとともに、一方で変わらないこともあります。

では、マーケティングの観点で10年後も変わっていないことは何でしょうか?

私が思うのは、次のことです。

マーケティングで大切なこと
・マーケティングとは 「選ばれる理由」 をつくる
・選ばれる理由とは提供価値
・価値は顧客が決める
・マーケターは御用聞きではない
・マーケターは顧客の幸せに誰よりもコミットする人

以下、それぞれについて順番に解説します。

[大切 1] マーケティングとは 「選ばれる理由」 をつくる

私の一言の定義は、マーケティングとは顧客から選ばれる理由をつくる活動全般です。

選ばれる理由は、初めて選ばれる新規顧客からと、継続して選ばれるリピートの理由があります。

新規では知って興味をもってもらい、初めて選ばれます。一度選ばれた後も、長く選ばれることが大事です。

マーケティングによって、選ばれる理由をアップデートし続けるのです。

では、「選ばれる理由」 とは、何でしょうか?

[大切 2] 選ばれる理由とは提供価値

顧客から選ばれるのは、提供する商品やサービスに価値があるからです。

価値は大きく二種類あります。機能的価値と情緒的価値です。それぞれを別の表現をすれば、「役に立つ」 と 「 (自分にとって) 意味がある」 です。

選ばれる理由のアップデートを続けるとは、価値提供をやり続けることです。

それでは、価値を提供するためには、何が大切なのでしょうか?

[大切 3] 価値は顧客が決める

価値かどうかは、提供者が決めるものではありません。

価値を認識する・感じるのは顧客です。提供者側が価値だと思っても顧客がそうは思わなければ、それは価値ではないのです。

顧客との価値の認識ギャップを埋めるためには、顧客理解が不可欠です。すでに顕在化しているニーズだけではなく、奥にあり顧客自信も自覚していない気持ちをどこまで深く掘り下げられるかです。

奥にある気持ちとは、消費者インサイトです。消費者インサイトは 「人を動かく隠れた気持ち」 です。

マーケティングとは、終わりなき消費者理解の旅です。

では、マーケターは顧客ニーズやインサイトにどのように向き合えばいいのでしょうか?

[大切 4] マーケターは御用聞きではない

顧客が欲しいと言っていることに応えるだけでは、マーケターの役割を十分に果たしていません。

マーケターは顧客の単なる御用聞きではないのです。時には、顧客の期待を良い意味で裏切ります。

インサイドアウトで自ら主体的に新しい価値を提案します。顧客の想像を超える価値提供が、新しい市場を創っていきます

それでは、マーケターの存在意義とは何でしょうか?

[大切 5] マーケターは顧客の幸せに誰よりもコミットする人

顧客が商品やサービスにお金を支払うのはなぜでしょうか?

顧客にとっては、商品・サービスは自分の状況が良くなるための手段です。では、目的は何でしょうか?

目的は、突き詰めれば幸せになることです。ここにマーケターの役割があります。マーケターは誰よりも、時には顧客以上に顧客の幸せを願い、そのために行動する人です。顧客の幸せに誰よりもコミットするのがマーケターです。

まとめ

今回は、マーケティングについてでした。

2020年代の10年も変わらない、マーケティングの大切なことを書きました。

最後に今回の記事のまとめです。

マーケティングで大切なこと (2020年代も変わらないもの) 
・マーケティングとは 「選ばれる理由」 をつくる
・選ばれる理由とは提供価値
・価値は顧客が決める
・マーケターは御用聞きではない
・マーケターは顧客の幸せに誰よりもコミットする人

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