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コンテンツクリエイターの三要素と、働きがいと天才との共通点

今回は、コンテンツクリエイターの三要素から着想を広げた内容です。

この記事でわかること

・コンテンツクリエイターに必要な3つ (by ちきりんさん) 
・Will, Can, Must との共通点
・天才の三要素ともつながる
・3つに分解するおもしろさ

ぜひ最後まで読んでいただき、お仕事での参考になればうれしいです。

コンテンツクリエイターの三要素

社会派ブロガーのちきりんさんが、Voicy でコンテンツクリエイターに必要な3つを解説していました。

コンテンツクリエイターの三要素
・ロジック
・マーケット
・アート

2つ目のマーケットとは、人やお客さんから求められることを理解できるマーケット感覚です。

コンテンツクリエイターの三要素から思ったのは、働きがいの Will, Can, Must でした。

Will, Can, Must

ビジネスキャリアのフレームで Will, Can, Must があります。

3つを満たす領域に働きがいを見出せます。

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引用: 飛企画

働きがいの Will, Can, Must
・自分がやりたいこと [Will]
・できること, 得意なこと [Can]
・まわりや人から求められること [Must]

興味深いのは、Will, Can, Must と、コンテンツクリエイターの三要素がつながります。

三要素の共通点

先ほどのコンテンツクリエイターの3つのロジック・マーケット・アートは、Will, Can, Must と次のように当てはまります。

三要素の共通点 (クリエイターと働きがい) 
・Will はアート。自分の内側からの創りたい、世に問いたいという気持ちから生まれる
・Can はロジック。論理的に構造化し自分ができることを理解する。再現性を高める
・Must はマーケット。マーケット感覚を持ち今やこれから何が求められるのかを把握する

*  *  *

天才の三要素

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ではここからさらに着想を広げてみます。

天才の三要素を見ていきます。

あなたを天才にする スマートノート という本に、著者の岡田斗司夫さんが考える天才の三要素が書かれています。

天才の三要素
・発想力
・表現力
・論理力

発想力は今までの価値観や感性を捨てて、新しい思いつきや概念を生み出したり、おもしろがれる能力です。

表現力は自分の考えを他人に伝える技術力です。話す、書く、描く、歌う、演奏する、踊るなど、方法は様々です。

論理力は複雑な考えや雑多なアイデアを整理し矛盾をなくし、まとめたり順番に並べ、わかりやすく整える能力です。

天才はこの3つ全てを高いレベルで兼ね添えています。3つのうち2つでも十分すごい人ですが、3つ全てとなると著名人では北野武、歴史上の人物では、例えばレオナルド・ダ・ヴィンチを岡田斗司夫さんはあげています。

Will, Can, Must ほどきれいには当てはまりませんが、天才の三要素はコンテンツクリエイターのロジック・マーケット・アートに通じます。

ロジックは論理力で、アートの要素は発想力と表現力です。

要するにどういうこと?

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それでは以上の内容を俯瞰して考えてみます。

要するにどういうことかを考えると、複雑なことでも3つくらいに分解すると解像度高く理解できます

今回の内容で言えば、コンテンツクリエイターの要素はロジック・マーケット・アートに分けれらました。働きがいも、「働きがいとは?」 のレベルだと答えるのに抽象的すぎる問いですが、Will, Can, Must の3つの要素に分解すれば考えやすいです。

天才も同じで、発想力・表現力・論理力に分けると、具体的に天才とはどのような人かが見えてきます。

ここからもう一歩踏み込むと、3つに分解して自分に当てはまる要素と当てはまらない要素で自己理解につなげるといいです。当てはまらないものはこれから取り組むのか、それともあえて捨てて他で補うかを判断すると良いでしょう (3つ全てを完璧にする必要はないです) 。

まとめ

今回は、コンテンツクリエイターの三要素から着想を広げました。

最後にまとめです。

コンテンツクリエイターに必要な3つ
・ロジック
・マーケット (人やお客さんから求められることを理解できるマーケット感覚) 
・アート
Will, Can, Must との共通点
・Will はアート。自分の内側からの創りたい、世に問いたいという気持ちから生まれる
・Can はロジック。論理的に構造化し自分ができることを理解する。再現性を高める
・Must はマーケット。マーケット感覚を持ち今やこれから何が求められるのかを把握する
3つに分解するおもしろさ
・複雑なことでも3つくらいに分解すると解像度高く理解できる
・3つに分解して、自分に当てはまる要素と当てはまらない要素で自己理解につなげよう

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