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変化をやめた時それは退化の始まり。

少し前に美術界の展示おいて問いについて記事を書きました。

コロナが収束に向かっても、ソーシャルディスタンスはマナー化し、医学的に対処法が確立しても無意識的にソーシャルディスタンスがはたらくと想定しています。
この想定を前提に、今後の展示を閉じられて空間で行う事は本当に芸術なのだろうか?
という問題定義を自身の行動によって実験します。

■展示会にいく目的は何だろう?
大きく3つに分ける事ができる。
①知人の展示
②好きなアーティストの展示
③なんとなくや勉強の為に行く

今回は「知人の展示」にフォーカスしてみます。
知人の展示の場合もさらに理由を3つ(物理的に行ける距離・作品・コミュニケーション)に分ける事が出来る。
この中でも「コミュニケーション」を目的に行く事が多いと仮定をします。
むしろコミュニケーションを目的に遊びに来てくれる表現者でないと生きていけなくなる。

■オンラインで出来る事は何だ?
ソーシャルディスタンスを前提にした時、すぐに思いつくのはオンラインだと思います。
ルーヴルをはじめ様々な美術館がギャラリーを無料開放を行いました。
しかし、それはリアルの空間を模したバーチャル空間です。
ルーブルなどの場合は観光地にもなっているので、売り物として「空間(空気感)」が含まれています。
実際に僕もルーブルに行ってみたのですが、歩いてみるのとマウスで動きまわるのとでは没入感に乖離が生じます。
この時点で空間で戦う事は僕には出来ないと判断しました。

ただし、「知人の展示」であればコミュニケーションが目的になっているので、空間をカバーするのであれば、オンラインの方で実現できるのではないか?と考えたのです。

■組み合わせを間違えるな
多くの美術館はバーチャル上に実物を表現をしようと思いました。

それには資本しか武器がありません。
圧倒的な再現性であれば、美術館特有のキレのある空間は表現出来るかもしれません。
ただしそこに芸術性が帯びているかというと疑問が湧きます。
これは「実物×バーチャル」の失敗例です。
※成功が出て来てないだけだと思います。

そこで僕はどうするべきかと考えた結果
「ズーム×ホームページ」という形を選びました。
コミュニケーションを目的にズームの空間を用意し、作品閲覧の為に限定URLのホームページを用意し作品ゆっくりみれる設計をしました。

ホームページも作り込み過ぎたり高解像度過ぎたりすると重たくなり、見る方がストレスを感じてしまうので、可能な限りシンプルにそして腹八分目の感覚で終わるように仕上げております。
(是非遊びにきてください!)

■いよいよ
「HITOMOJI-日本の偉人名言展-」ONLINEを開始しました。
「本田技研工業の本田宗一郎氏の名言×一文字アート」をテーマに2019年8月に開催した個展のオンライン化です。
本田宗一郎氏の名言は力強く、そして本質的です。
僕に影響を与えたカッコいい大人へ自分の表現をもって応えます。

■これを機に
新しい展示の継続的に効果測定しながら模索します。
今やっている事が正しいとは限りませんが問題定義を行動に移す事で見えて来る事があります。
進化する事をやめた時点で退化が始まります。
正直、かなり不安がありました。
そんな初日1時間限定で5人もの方が遊びに来てくれました。

結論、この形が答えではありません。
この実験をきっかけに新しい芸術の源泉を見出し、コミュニケーションを目的として遊びに来てくれる表現者になること。
その挑戦のはじまりに過ぎません。

新たな冒険が始まりました。
皆さまオンラインでお待ちしております。
(次回未定w)

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