仲井、家を買う②〜立地編〜



仲井家を買う第2弾!

今日は立地に関して!なんですが、まずちょっと品質に関して^^

内容としては全然楽しくないです。笑


ややこしいし難しい。


早く間取りとかのお話をしたいですね!



【品質に関して】


品質に関しては①で主に書きましたが、書ききれなかったところを。


基礎のお話です。

ちなみに僕の父は建築家。2級建築士で、戸建てでは現場監督を務め。主にヘーベルハウスに関わっておりました。

子供の頃、基礎の墨打ちをよく手伝ったものです。(これは非常に簡単な作業ですが、1人でやるのと2人でやるのとでは大違い。子供でもいいから1人いるとだいぶ楽なのです。)



基礎といえば、ベタ基礎!布基礎!大きく分けてこの2択です。


面で支えるベタ基礎。

線で支える布基礎。


これ、実はどちらも地面剥き出しの基礎ではありません。それは一昔前の基礎ですね。

今はどちらも建物下を全てコンクリートで覆う形になります。


画像3


こんなのを基礎といいます。


壁っぽいところ。ここは鉄筋がはいっていてコンクリートを流して作ります。


床っぽいところ。コンクリートの下に防水シートが入っているのが「布基礎」。ここにも鉄筋が入っていてコンクリを流すのが「ベタ基礎」です。


この基礎の部分が関係する要因は主に3つ。

地震に強いか。シロアリに強いか。湿気がたまりやすいか。


一般的には、ベタ基礎のがシロアリにも地震にも強く、湿気もたまりにくいと言われています。

シロアリや湿気に関しては、どちらもコンクリートで覆われているので僅差だと思いますし、鉄骨住宅に関してはこの2点はそんなに重要じゃないかもしれません。


問題は耐震性ですが。


これは布基礎かベタ基礎かというだけでは判断できないということがわかりました。


地中深くまで基礎を埋め、縦の力に強いと言われているのが布基礎。

深さはないが基礎全体が満遍なく鉄筋でつながれているのがベタ基礎。


地盤や建物の構造によっても、向き不向きがあるそう。


画像4


部分的にはベタ基礎よりも強い力に耐えられる布基礎は、たとえば鉄骨プレハブ系の建物では最大限力を発揮します。

木造では各柱すべてにそれなりの力が加わるのに対し、鉄骨プレハブ系は部分的に大きな力が加わるためです。


ですが、鉄骨大手のセキスイハイムさんは鉄骨にもかかわらずベタ基礎を採用。そのかわり、通常よりも深く基礎を作って、縦の力(重さ)に耐えれる構造に工夫しています。


またコンクリートの打ち方によっても違いが出るとのこと。


布基礎は横から見ると逆T字の形をしていますが、まず横棒(土の中にある底面)の部分のコンクリートを打ち、次に縦棒(土の上に出てくるところ)のコンクリートを打ち、最後に防水シートを強いて床面にコンクリートを打つ。


こんな工程で行うんですが、これだとTの横棒と縦棒の設置面が多少強度が落ちるんだそう。

つまり横の揺れに対する強度ですね。


これを同時にコンクリートを打つことによって一体化させ、より強固にする。という工法を使うそうです。ハウスメーカーさんにとってもコストダウンになって一石二鳥。

ただ、寸法計算や枠組みなど、求められる技術水準も高いらしく出来ないメーカーさんも多いのだとか。積水ハウスさんはこの工法だそうです。



もう結局、土地と建物によって、向き不向きがあるので、ケースバイケースでどちらでも良いということ。

基礎工事は見ててもそんなに楽しくないですが、現場に行った方が丁寧に施工してくれる気がするし、実際どのように作るかが見えていいですよ。と言っている方が多いですね^^



ただ、やっぱり高いところは工夫があって、安いところはそれなりです。

自分にとって必要なレベルが維持できればいいということですね^^



【立地に関して】


今回の建築予定地は地方なので、車社会です。

なので駅近とかよりも、立地はとにかくハザード対応重視!!


液状化しやすいかどうが、地盤は固いかどうか、大雨の場合、河川の氾濫があった場合、土砂崩れや浸水などなど。



考えるべきはたくたんありましたが、そこは難なくクリア。




特に最近本当に水害が多いですよね。温暖化の影響で降雨量が上がっていると言われているので、今後どんどんひどくなることは目に見えてます。


怖いのは浸水、停電。


高台であることが大事です。

今回の立地は、大きな水害の際、近くの公園が治水の機能を持ち、調整池になるのだとか。


停電対策、今の時代なら、太陽光発電で賄い、非常用電源もあると安心ですよね^^



ちなみに去年??一昨年の台風で浜松・豊橋は停電になったのですが、特に僕が住んでる地区の停電の原因はこれでした。


画像1

画像2



ひどいですよね。


これ、実際僕が撮影した画像です。


電柱が倒れて、配電不能になったことが停電の原因。おまけに、この電柱が建物をぶっ壊してます。笑




今は地中に電力配線することも可能ですから、その方がより安心です。

そういう地区を選ぶのも、立地としての強みですね。


僕が今回検討している土地は新興住宅街のマチ開発なので、電柱は一本もありません。






あと、立地といえば環境です。


近くにゴミ屋敷があるとか。

暗い路地沿いだとか。

道路が狭いだとか。


生活しづらいところは避けるべき。

あとその土地や地区で高さ制限や建蔽率の決まり(土地に対して建物を建てることができる割合)があるので、理想の家が建つ土地かどうかも重要です。




そして、ご近所付き合い。

意外と自治会の活動がどんな感じかが重要っぽいです。



僕が小学生まで住んでいたところは毎月どっかの日曜の朝、ドブ掃除があったなー。と思い出しました。

日曜日なのに7時半から1時間くらい側溝掃除ですよ。






さて、私ごとで申し訳ないですが、今回僕が検討しているエリアは、


ドブも最新になっていて、自浄機能が備わっていて汚れません。

電線も全て地下に埋まってます。太陽光発電は標準装備。

高台であり、液状化も危険性が極めて低い。




賃貸派の仲井でも、ここまで好条件がそろってくると検討せざるをえないといったところです。



こんな構造的な話や、自然災害対策の話は、ほんっっっっっっっとにややこしいだけで、楽しい部分じゃないです。笑


次回以降は少し楽しくなるかも!?



間取り考えたり、資金調達したり!







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